劇団チョコレートケーキの2本目『あの記憶の記録』観劇
2日前に『熱狂』を観て、どうしてももう一本を観たくなって、パズルのように観劇予定を入れ替えて、観てきました!
戦争から25年経った、アウシュビッツで生き残った男の記憶の話でもあり、家族の話でもある。
淡々と進む中に、溢れる数々の言葉が私の心の中でポンとスイッチが入った。
あとはもう
ズーと泣いてました。
こんなセリフを紡ぐことができることに感動しかない。
全部覚えておきたかった〜。
演出も本当にステキだった。
『熱狂』とテイストが違うのにこれらを二本立てで演ろうとする感性に、感嘆しかない。
そして、夜は
風琴工房『ちゅらと修羅』
こちらは沖縄の高江の話を中心に、過去、現在、未来と軽々と跳ぶ。
フィジカルに演劇的な手法をここかしこに散りばめて、飽きさせない。
そして、
非戦の会のリーディングでも、これを演って欲しい〜と、少し思った。
セリフだけでも十分、楽しめるし面白い。
難しいことを楽しんで分からせてもらえるのは、演劇の持つチカラよね!
そして、どちらも
戦争がテーマ。
国が違うのに、どちらも伝えたいことは同じに感じた。
『命よりも大切な国なんかない。』
何を大切に思うか…
どう説明すれば良いかわからず、やきもきしている私に
演劇は簡単に感動を持ってその答の1つを与えてくれる。
こういう芝居を観た時は、素直に感謝。
ありがとう。