私なりの、「サラリーマン」と「サラリーマン根性の人」の違いについて、先日のブログで書きました。
http://ameblo.jp/miya-myway/page-1.html
さて、あるセミナーに参加した時の話です。
参加している人の年齢層は、主に30代男性。
「サラリーマン根性の人」ばかりが集まっていました。
グループを編成してワークをやったのですが、まず初対面のメンバーと自己紹介をやりました。
皆さんお決まりの
「好きなことは、土日に遊ぶことです。月曜はイヤですね」
「週明けから研修に参加させられるなんて、モチベーション下がります」
「上司から命令されて、仕方なく来ました」。
などなど・・・、被害者のような自己紹介でした(笑)
次に講師からグループワークの課題が出されました。
「どうしたらワクワクする職場になるか?」というテーマでグループで議論し意見を出す、というものでした。
正直、この人たちと議論って、、、少し不安でした。
最初は、黙って皆さんの意見を聞いていました。
出てきた意見は、次のとおり。
ワクワクする職場にするためには・・・?
・週の真ん中の水曜日も休みにする
・月曜日の出社時間を遅くする
・きれいな女性社員を採用する
などなど・・・。
分析してみると、それらの意見に共通するのは、すべて自分がコントロールできないことばかり。
つまり、「会社になんとかして!」と言いたい要求の羅列でした。
私は、どうしたらワクワクするかな~?と自分の職場を思い浮かべて考えてみました。
・朝、笑顔で元気な挨拶が飛び交っている
・早朝から熱くミーティングをやっている
・海外出張に行った社員の武勇伝が聞ける
(その時は、大変な苦労やトラブルなんだけど、後から笑いがとれるストーリーになっている)
などでした。
そんなことをシェアしたら、なんだか浮いてました(笑)
それは「仕事」に対する前提が、そもそも違うからだと思います。
「仕事とは、イヤなものだ」という定義の人は、仕事以外に楽しみを見つけようとします。
そして、職場の不平不満を言い、上司やお客さんに対する文句や悪口を言う。
サラリーマン根性の人は、サラリーマン根性の人と盛り上がるのです。
私は仕事を楽しみたいから、仕事が好きなサラリーマンと盛り上がりたい。
いえ、もっというと、「自分は、自分の人生の経営者だ」と思っている人と仕事がしたいですね。