今日は、日本の某大手A新聞社の上海支局長さんが我が家を訪問してくださいました。
ある方の紹介で、「上海で面白い活動をしている人を取材したい」との主旨。
そこで、私は最寄り駅で待ち合わせをしようと、改札口の出口を指定してお迎えに行こうとしたのですが・・・
運転手付きの社用車〔トヨタのクラウン〕で直接、我が家に来られました。
そうだよね。なんたって大手企業の支局長なんだから・・・。
私ったら、まったくもって主婦感覚でした。
家に到着されたら、早速、矢継ぎ早の質問攻め〔?〕が始まりました。
「まず、ご主人との馴れ初めは?どこで会って、どんな会話をして、どこでプロポーズされて・・・云々・・・」
初対面でそこまで聞くかー?というような、かなり突っ込んだ質問でした。〔笑〕
後半は、逆に私のほうから質問をしたのですが、久々に、ものすごい秀才と会話したような気がしました。
エリートとは、こういう方のことを言うのでしょう。
ロシアに留学され、その後、ここには書けない数々の職歴があり、現在、まだ30代の若さで上海のトップ。
「支局長、あなたがたった一人で書かれた記事が、日本国民には、中国の現状として伝わるわけですよね?
もし、独断と偏見で書いたとしても・・・。
それって、すごい遣り甲斐があると同時に、怖いことですね」
マスコミは、中国にとって、とてもデリケートな分野なので、いつも当局の監視の目は感じるとのこと。
電話を盗聴されている可能性もあります。
だから、現地取材はある意味、命がけなのです。
でも、中国の闇の部分、腐敗・堕落・理不尽を暴くのは、警察ではなく、やはりマスコミの役目でしょう。
最後に私からお願いしました。
「どうか、正義が勝つように。
正義を訴える影響力があるのは、マスコミしかありません。期待しています。
あっ、それから・・・私もいろんな所で好きなこと書いたり言ったりしてますけど、
もし、やばい目に遭ったら、その時は助けてくださいね」