『老後とピアノ』を読んでいます | みやみや珈琲日記

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こんにちは、みやです。


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コーヒーと同じぐらい読書も大好きなので、常にカバンには何かしらの本が入っています。

移動中にバスや電車が少々遅れても、本を持っていると不思議とイライラしないもので。

「本が読めるー!ラッキー!」

いそいそと本を開いています。

そんな私が最近読んでいる本はこちら。

『老後とピアノ』



著者はアフロヘアがトレードマークの稲垣えみ子さん。

稲垣さんは、元朝日新聞社で論説委員や編集委員をつとめ、50歳で退社して冷蔵庫のない生活を楽しみながら送っています。

『老後とピアノ』では、40年ぶりにピアノを習い初めた稲垣さんが、自分の弾きたい曲にチャレンジしていく中で感じたことが書かれています。

子どもの頃とは違う大人になったからこそ味わえる楽しみ、「なぜ私はピアノを弾いているのか?」という自分への問いかけなど、自分と対峙する様子がとてもおもしろいんです。

ちなみに私はピアノが弾けません。

もしもピアノを習った経験があったら、今よりも10倍共感しながら読み進められたんだろうなぁと。

ただ私は、この『老後とピアノ』をカフェで働き出した頃のことを思い出しながら読んでいます。

先輩達の軽やかに働く姿に憧れたけれど、いざ自分がやってみると思うようにいかなかった頃のこと。

今まで全然できていなかったことが、ある瞬間急にできるようになること。

「私はなぜカフェで働いているのだろう?」と今でも時々問いかけていること。

この本は「ああ、そうだった。そうだった。」と、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

そして目の前の状況は、自分の見方によって感じ方が大きく変わることを改めて教えてくれています。

できないことができるようになるのは簡単ではない。

でもそこに自分なりに意味を見い出しながら、できないことができるようになっていく楽しさを私も味わい続けたいと思いました。