絵本にまつわる思い出 | みやみや珈琲日記

みやみや珈琲日記

毎日のコーヒータイムに、ちょっといいことを。

深煎り寄りでコクのある

ブレンドコーヒーが大好き!


こんにちは、みやです。


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「来週、再来週、お店にいますか?」


先週、

以前カフェで一緒に働いていたAちゃんから

連絡が来ました。


Aちゃんは学生アルバイトさんで

社会人になるタイミングで卒業しました。


その後、結婚して、

今では1歳のお子さんのお母さん。


社会人になっても連絡をくれて、

私がカフェで働いているタイミングで

訪ねてきてくれます。


本当に嬉しい!


でもAちゃんと私は

親子ほど歳が離れています。


なかなかできることではありません。


Aちゃんのマメさと優しさ、

いつもすごいなって思います。


近々、カフェに訪ねてきてくれることになり、

ここ数日お子さんへのプレゼントを探していました。


おもちゃ?

食器?

タオル?


お母さんであるAちゃんの好みもあるしなぁ、、、


やっぱり絵本にしようと思い、

本屋さんの絵本コーナーへ。


うちの息子はもう中3だから

赤ちゃん向けの絵本なんて

かなり久しぶり💦


お出かけにも持って行きやすい

小さい本がいいかな?


しかけ絵本がいいかな?


知らない絵本もいっぱいありました。


そりゃそうだ。


Aちゃんのお子さんは令和生まれだもの(笑)



「こちらが0歳、1歳ぐらいのお子さんの本です。」


書店員さんが年配の女性を案内してきました。


お孫さんに買ってあげるのかなぁ?


そんなことを思いながら

私も0歳、1歳児向けの本の棚を眺めていました。


安西水丸さんの『がたん ごとん がたん ごとん』、

五味太郎さんの『きんぎょがにげた』、

などなど。


懐かしい絵本

次々と目に入ってきました。






『がたん ごとん がたん ごとん』も

『きんぎょがにげた』も

お義父さんとお義母さんが贈ってくれた本でした。


お義父さんもお義母さんも

幼稚園で働いていたことがあったので

絵本には詳しかったはずで。


たった一人の孫である

幼い息子が喜んでくれるといいな。


そんな思いで選んで贈ってくれたはず。


でも私はこう思っていました。


「育児と仕事で忙しい私に

 読み聞かせをしろって言うの?」

って。


それどころか

「はいはい、

 どうせ私は絵本のことなんて知りませんよ。」

って相当捻くれていました。


育児と仕事でいっぱいいっぱいで

自分のことばかり考えていた。


「育児なんて誰も評価してくれないじゃない。」

って。


わざわざ書店にまで足を運んでくれた

お義父さんとお義母さんの気持ちを

考えることもせずに。


うわぁ、酷い嫁、酷い母だったなぁ。



息子に絵本を贈ってもらった。


ただそのことを

素直にフラットに受け取ればよかったのに。


なぜその本を選んでくれたのか

理由とか聞けばよかったに。


読み聞かせだって

夫に手伝ってもらってもよかったのに。


過去の自分を反省しながら

Aちゃんのお子さんへの絵本を探しました。


「あー!この絵本がいいかも!」


真珠まりこさんの『おべんとうバス』!



写真お借りしました。




おにぎり、ブロッコリー、ハンバーグ、、、

お弁当の定番のおかずキャラ達が

元気よくお返事しながらバスに乗っていく物語。


最後にみかんちゃんがいなくて大慌て。


息子の保育園の運動会で

この絵本を題材にした競技に

一緒に出たんだった。


のんびりやさんの息子は

一番最後のみかんちゃんだったーっ(笑)


Aちゃんは管理栄養士さんだから、

食事に関する絵本もいいかも。


なんと!

2弾の『おべんとうバスのかくれんぼ』が

去年発売されているじゃないか!





やっぱり第1弾の『おべんとうバス』にしよう!


レジでラッピングしてもらいました。



帰宅後、

息子に『おべんとうバス』のことを聞いたら、

覚えていないそうで、、、


まぁ、そうだよなー。


もう読み聞かせはすることはないだろうけど、

共にキッチンで料理をしながら話すことはできる。


この時間を大切にしよう。


そう思いながら

夕飯のアジフライを一緒に揚げました。


ちなみに『おべんとうバス』には

エビフライちゃんが出てきます。



今日はAちゃんおかげで

色んなことを思い出せました。


絵本、喜んでくれるといいなぁ。


持ってたらどうしよう💦


まぁ、その時はその時で。