退職して、自分の収入がゼロになり、ただただ不安だった私。
最初に来た不安は「私の自由に使えるお金はなくなったの?」と言うこと。
共働きの頃は家計簿をつけるどころか、通帳記帳すらまともにしていませんでした。
手数料のかかるコンビニのATMを利用しまくり、現金を引き出した時の利用明細で残高を確認する程度。
書店に行く時間もなかったので、読みたい本はAmazonでポチるか、電子書籍で即ダウンロード。
「頑張って働いているし!」と自分へのご褒美と称して、ちょこちょこカード払い。
「時間がない!」、「私も稼いでいるし!」を理由に、「本当に必要?本当に欲しい?」とじっくり考えずにお買い物。
家計はザルどころか、 枠でした、、、
もうでっかい枠!
ブラックボックス!
今思うととんでもないです、ほんと、、、
それでも何とかなっていたのは、物欲のない、物を大切にする夫のおかげだったかも??
退職直後から、いきなり家計と真剣に向き合わざる得なくなった私。
「稼いでいない私が、自分のためにお金を使っていいの?」の壁にゴツン。
ちょっと出かければ交通費も結構かかる。(ゴツン)
外でランチをすれば、千円札がヒラヒラ飛んで行く。(ゴツン)
あれ?私の友達への誕生日プレゼントはどこから出すの?家計から?自分の貯金から?(ゴツン)
あれ?仕事をするあてもないのにビジネス書買っていいの?(ゴツン)
何だろう、、、この切なさ、、、
何だろう、、、この私だけ無駄遣いしている感、、、
こうして私はケチケチ星人になっていったのです、、、
(つづく)