連日異常な猛暑が続いているので心配になっているが、
関東3水系の最新の貯水量はどうなっているのか?
…あまり大きくは減っていない。量的現状を見てみると、
利根川水系 3億3096万㎥ 上限の9割程だが、平年を上回っている。
荒川水系 7338万㎥ 上限より少し低い量で運用中。
多摩川水系 1億8490万㎥ 上限の85%だが、ほぼ平年並み。
利根川水系は減少幅が緩い。すぐに不足に陥る状況ではないのかも。
しばしばゲリラ雷雨があったり、東北に大雨を降らせている雨雲が
北関東の山の方まで流れ込んでいる可能性も否定できない。
また、多摩川水系も殆ど横這いとなっている。
しかしそれにしても、この猛暑、泥沼のようになっている。
今日は全914ヶ所中7割近い633ヶ所で、最高気温30℃以上の真夏日となり、
更に255ヶ所、約28%で同35℃以上の猛暑日となった。
猛暑日は関東から九州で多く、東京も37.3℃だった。
また、関東も含めて40℃以上の顕著な高温も出ている。
栃木・佐野 41℃
群馬・館林、浜松市天竜区 40.2℃
群馬・伊勢崎 40.1℃
茨城・古河、埼玉・熊谷 40℃
この異常な猛暑は、今月いっぱいは続くとみられる。
尚、8月に入ると湿った空気が入ってくるせいか、特に週末にはこの暑さは
一旦落ち着くという。俄雨・雷雨の可能性も秘めている。
しかし、民間の予報機関では8月になっても尚猛暑が続くとのシビアな
見解もあるが、加えて8月はぐずぐずした天気が続くとの辛口の見解もある。
まぁ猛暑と雖も必ずどっかで終わりを迎えるんだろうけど。
明日は東北以南の広範囲で、熱中症に厳重な警戒が必要な所が多く、
関東から九州では危険の所も多い。北海道の西でも警戒が必要な所が多い。
東京の明日の暑さ指数(WBGT)は最大33(危険)。
また、関東から西の広範囲で、熱中症警戒アラートが発令されている。
明日も、屋外での運動や作業は原則禁止とした方がいいのだろう。