そろそろ松っちゃんちゃんのことについて論じてみたい。
そう、ダウンタウンの松本氏による性加害疑惑の報道である。
この報道に対し、松本氏側は事実無根として法廷で争う強硬姿勢を示し、
訴訟に集中するため、一切の芸能活動を取り止めることとした。
このことにより、テレビのレギュラー番組から松本氏が姿を消したことは、
残念なことといえる。そもそも社会的影響力が強いお方であるから。
しかし文春側は余程自分達のスクープに自信があるのか、次々と
証言を並べて報道し続けており、先日も新たな証言者が登場している。
ここまでくると、一体どっちが正しいんだ?となってしまう。
何れ真実が明らかにされるであろうことと思うが、今回は多分
一筋縄ではいかないかもしれない。推定無罪の原則もある訳だし。
ジャニーズの一件の時は、"容疑者"たる社長の亡き後に、元メンバーが
YouTube上で実名告発したことで、昨年やっと本格調査がなされるに至り、
国際社会をも巻き込む問題にも発展した。
"容疑者"が存命しない故、調査は難航するに違いないと思っていたが、
クロという事実認定がなされるに至った。にしても、"容疑者"の存命中、
一切の事実がひた隠しにされ続けたことは、嘆かわしいことといえる。
松本氏の件においては、これが仮にクロであれば、大変なことになる。
我々大勢の人達が慕ってきた、非常に人気がお高い方であり、前述のように
社会的影響力も強い。
漫才に始まり、コントといいバラエティ番組といい、我々からはどれ程
笑われてきたことか。
もっともガキの使いに見る如く、野蛮なところもあり…
今日そんなことをやったら世間から非難轟々になる行為も事実あり…
食べ物を粗末にする行為のことだが…お世辞にも健全とは言えないが。
またある時はそのネタも、シュールで非常に難解なところもあるが。
まぁこれは小生の肌感覚での話ではありますけど。
そんな松本氏ではあるが、ほかの誰もやったことがないような新しいことに
チャレンジしてきたお方でもあったと、小生は思っている。
大晦日に収録番組たる「笑ってはいけない」を登場させて、年越しの時間に
これを当て、カウントダウンを行わないというのが、それだと思っている。
また、某ワイドショー系番組のMCに見る如く、世間のニュースに対しても
論評しており、それくらい良識のある方だと思っていた。
それだけに、件の疑惑は俄には信じ難いことと思うし、如何に況や、
ジャニーズの如く長らく表に出ず、その間も普通に芸能活動してたと思うと…
余程権力があるお方で、誰もずっと何も言えなかったのか知らないが、
今回は両者徹底的に争うことになりそうで、長期化しそうな予感だが、
松本氏を信じて良いのか、或いは報道を事実と受け止めるしかないのか、
我々はその狭間で、モヤモヤするしかないのだろうか。
還暦を迎え、まだいよいよこれからという時にこの疑惑。
決着がつくのはいつになるんでしょうかねぇ…