玄関ドアカバー工法再取付 前編 | 宮前アルミ硝子建材

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町田市相模原市の地味なサッシ、ガラス屋職人のブログです。
KAWASAKIエリミネーターZL400 YAMAHA RZ250Rのブログ

皆さん こんにちわ この仕事は何屋なのか微妙な 宮前です。

 

今回の仕事は、築50年前後のマンションで、15年ほど前に

 

カバー工法で玄関ドアを交換後 建築時のスチール沓摺が爆裂し

 

開閉不良をおこした為 カバー工法再度取付直し工事になります。

 

まずカバー工法とは、内外壁を壊さずに、既存枠の中に

 

新しく枠を入れ 既存枠をカバー材で隠す工事になります。

 

床の高さを変えない為にも 既存枠に直接カバー枠が取付けられています。

 

 

 

 

右と左の矢印の隙間が違い 明らかに爆裂膨張をしています。

 

 

 

修繕工事の手順としては

 

取り敢えず カバー工法枠を撤去し既存枠の爆裂度合いの確認をします。

 

計測では7ミリ爆裂の為 既存沓摺の撤去を行います。

 

コンクリートをカットしハツリますので、養生は必須になります。

 

 

 

 

 

 

沓摺解体に入りますが

 

昨年も沓摺交換を60件ほど行いましたが

 

やはり開閉不良をおこすほど爆裂するのは、築40年以上になると思います。

 

40年以上前のマンションで その頃 コンクリートを上げるポンプ車も少なく

 

人夫が一輪車で階段を登り 生コンを上げていた記憶があります。

 

少しでも運ぶ量を減らす為にも 新聞紙や 一斗缶 瓶 タバコの吸殻

 

ありとあらゆる廃棄物を壁に捨てる悪質業者もありました。

 

マンションなのに白アリが大量発生したマンションも存じております。

 

 

 

 

 

 

 

今回の現場では、薄ベニアが出てきました。

 

原因としては

 

ドア枠をアーク溶接で固定後 左官屋が躯体とドア枠の隙間にモルタルを詰める際に

 

モルタルがあふれ出ない様 薄ベニアを土留に使われた物と思われます。

 

モルタルを充填しずらい沓摺の中からベニア板や木片があっては 

 

水分も貯まり錆びてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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