紫微斗数を知っていますか?


生年月日時から人の命運を判断する占術は数多くありますが、紫微斗数もその1つです。


まず紫微斗数と書いて「しびとすう」と読みます。

紫微斗数は中国発祥の占術で、唐代末の道家 陳希夷(ちんきい)が創始したと伝えられています。


では紫微斗数とはどのような占術で、何が判るのでしょう?
全ては書き尽くせませんが、少しご紹介しますね。
透派紫微斗数は正確には紫微の微に草冠がつく紫薇斗数なので、以下「薇」を使います。


紫薇斗数は生年月日時を旧暦に変換し、命盤を作成して人生に関わる事柄の吉凶を判断する運命学で、1度鑑定すればその占断は一生涯変わりません。

※鑑定には生年月日の他に出生時刻と出生地が必要です。


命盤には運命を表す12宮があり、この12宮に入る星の星情とその星耀(星の輝きの強さ)、宮の吉凶で判断します。

紫微斗数は「自分に与えられた12宮に対してどのように対応して生きていくかを考察していく学問」です(『傅本紫薇』 阿藤秀夫 著)


私が鑑定で用いているのは透派の紫薇斗数です。紫微斗数の流派は数多くありますが、透派は節気式(年の変わり目を旧正月ではなく節入りとする)で、子平推命と同じ大限(10年ごとの運勢)の取り方をすること、また独特で明確な理論を持っているのが特徴です。



紫薇斗数と子平推命の違いは?


子平推命は人生の様々な面の社会的成敗を客観的に看る運命学です。
紫薇斗数は人生の様々な面の禍福成敗を主観的に看る運命学です。
 
社会的成敗と成功発展の時期を看ることに優れている子平推命と、主観的禍福を看る紫薇斗数を合わせ看ることで、更に精度の高い命運判断をすることができます。

 

紫薇斗数の星々


紫薇斗数には主星、福主星、雑曜星、副星がありますが、主たる星は以下の通りです。
ふりがながないと読めない名前が多いです。

紫微星、天機星、太陽、武曲星、天同星、廉貞星、天府星、太陰(月)、貪狼星、巨門星、天相星、天梁星、七殺星、破軍星、
天存星、天魁星、天鉞星、文曲星、文昌星、左輔星、右弼星、羊刃星、蛇羅星、炎星、鈴星、駅馬 
ほか。

それぞれの星は入った宮によって輝度が変わり、同宮する星の組み合わせによって象意も変わります。吉星でも〇宮に入ったら凶という看方もします。



紫薇斗数12宮とは


透派の紫薇斗数は命盤12宮の吉凶を明確に出す独特の理論を持っています。そして宮の吉凶から長所・欠点を判断します。最も良い宮=最も優れた才能を人生に活かし、幸福な人生を歩んでいただくことが紫薇斗数鑑定の目的です。


命 宮 自己の性格や容姿
父母宮 両親や目上との関係
兄弟宮 兄弟姉妹や親しい友人との関係
夫妻宮 配偶者像と相性、またその関係性
子女宮 子供や生徒との関係
財帛宮 売買能力やお金の使い方
疾厄宮 病気や災難
遷移宮 海外運
奴僕宮 部下や取引先など
官禄宮 会社勤めの向き不向き
田宅宮 家系や家柄
福徳宮 人生の幸福度や趣味


またこの12宮の中のどの宮が身宮にあたるかによって一生の重大事項や生き甲斐が判ります。



紫薇斗数で判ること


紫微斗数による鑑定では、以下のようなことが判ります。
そして運勢判断としては、行運で巡ってきた星の星情により成功する戦略を練ることができます。


★自分らしさと強み
★職業適性
★組織で成功するタイプか否か
★適職
★秀でた才能は何か
★結婚相手はどんな人か(人物像)、
 また結婚運の善し悪しは?
★海外運の善し悪し
★人生で最も恩恵をもたらしてくれる人や物事
★人生の禍福
★苦労することや人生の課題
★元々の健康運とかかりやすい病気
★人生が変化する時期
★財運はどれくらいあるか?
★人生の重大事項や生き甲斐
などを主観的に看る占術が紫薇斗数です。

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