子平推命を知っていますか?


生年月日時から未来を予測する占いは数多くあります。
子平推命(しへいすいめい)もそのうちの1つですが、聞きなれない名前かもしれません。

そこで、子平推命がどのような占術で、何が判るのかをご説明します。


子平推命は生年月日時から人の運命を審事する運命学であり、一度鑑定すればその占断は一生涯変わることはありません。

その特徴は人の命運を個人の主観からではなく客観的に判断する点にあり、特に運勢の喜忌を的確に読み解くことにあります。

自分自身の命運を知ることは最高の開運法です。



子平推命の歴史と役割

子平推命は中国明代に陰陽五行説を基にした理論体系化をもった運命学であり、それによって人の命運を予測する占術です。

古代中国では科挙試験(高級官僚試験)に合格することが一族の安泰を意味することだったので、誕生した子供の生年月日時から将来を予測し判断することが子平の役割でした。

現代社会では科挙の試験はありませんが、自己の素質や能力を知り、才能を伸ばし、社会的に活用することで人生に実り多い成功をもたらす子平推命は、現代にも有用な推命術です。

子平推命はその精度の高さから秘匿されていました。その読み解き方(審事)自体が一子相伝とされてきた歴史があり、文字として残されてこなかったのです。

そのような経緯があり今でも子平推命の専門書は多いとはいえず、一般的にあまり知られていません。

同じ八字を使いよく知られている四柱推命とはまったく異なる理論体系を持つ子平推命の審事は難解です。だからこそその的中率はよくぞここまで読み解けるものだと、感心せずにいられません。


次に1つ例を挙げます。


子平推命の審事とは

子平推命は生年月日時の干・支八字を使って命(めい)を読み解きます。

例えば財運を看るとき。

命式にある財星が喜神か忌神か
その財星の強さ
季節の影響
干関係の扶抑があるか
有情の財か無情の財か
巡る運勢が命式に与える影響
を精査します。

すると
苦労しないで入る財運なのか、
苦労して手に入る財運なのか、
安定した収入が得られる財運なのか、
不定期に入る財運なのか、
出て行ってしまう財運なのか、
貯まる財運なのか、
自分のために使えない財運なのか、
といったことも判るのです。

もし忌財だったら何故そうなのか、何が原因なのかも判ります。

だったら何を学べばいいか、どんなことに気を付ければいいのかが解るので、自身の命を知ることは最高の開運法と言えるのです。


子平推命の鑑定では、命式にあるすべての干、変通星についてこのように精査していきます。

財星はお金のことだけを看る星ではありません。財星の表す事柄は他にも色々あります。



■子平推命で判ること

すべては書ききれませんが、概ね以下のことが判ります。

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命式データ、格局判断
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★社会的成敗
★人生の禍福
★自己の本質と生き方
★人生のテーマ(目的)とそれを実現する方法
★人生における課題
★人間関係
★才能と適性
★家族関係
★行動思考の傾向
★健康と病気に気を付ける部位
★理財観念優劣(財運)とお金の入り方
★異性運、配偶者運
★職場環境
★一生の運勢のバイオリズム
★行運の喜忌と起こりえる事柄
チャンス運(起業に最適な時期、昇進の時期、社会的成功の時期、結婚に最適な時期、名声や人気を得られるなど成功の時期)
など。


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子平推命の鑑定では生年月日のほかに生時と出生地が必要です。