太陽光パネルは台風に耐えられるのだろうか? | 太陽光発電&ECO~かーずのLovin' Life~

太陽光パネルは台風に耐えられるのだろうか?

風速55M級の猛烈な台風が、沖縄本島に向かって進んでいます。


心配なのはやはり太陽光パネル。

うちの発電所ではまだこのクラスの台風の直撃を耐え抜いた経験がないからです。

陸屋根設置のパネルは、傾斜をつけるために架台に乗せ、地面から離れた場所に野ざらしで設置されているため、どうしても風の影響を直接的に受けます。



南向きに傾斜しているので、南風の時は風を受け流せるから幾分ましですが、北風が吹いたときには接地面から引き剥がそうとする方向に力が働きます。

一応、沖縄仕様のSHARPの太陽光発電システムは架台だけでなくパネル自体も強化されているそうです。

発電能力は全国仕様と同じなのですが、フレームが強化されているんです。

架台の強度と合わせて、風速90mまでは耐える設計になっている(と聞いている)のですが、実際どうなんでしょう?

2003年に沖縄県宮古島市を襲った台風では、倒れないはずの風力発電所が7基も倒壊しました。(⇒2003年の台風14号の情報

そのときの瞬間最大風速は74m(沖縄県歴代4位)にも達したそうです。

仮にその時と同じ強さの風が吹いたとしても、理論上は十分耐えられるのですが、試験場と違って台風の風は大雨を伴い、あらゆる方向から断続的に吹いてきます。

だから必ずしも安心とは言えない。

だけど、こればかりは対策のしようがないわけで、SHARPの強化パネルと強化架台を信じて、台風が過ぎ去るのをじっと待つしかないですね。

(5月28日12時00分現在、台風はだいぶ弱まったようで、ちょっとひと安心ニコニコ)


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