ソニーが撤退!有機ELの未来はどうなる
かーずです。
ずーっと前から気になっていたあの製品って売れてるのかなーって思っていた矢先、ソニーが有機ELテレビ事業から撤退 しました。
非常に素晴らしい技術だとかーずは思うんですが、やはり価格がネックでした。
11型で20万円って、よほど新しいもの好きのお金持ちじゃなければ買わないですよね
この有機ELテレビって、省エネ性はもちろんですが、液晶テレビと比べて特に何が優れているかというと、その薄さです。液晶テレビ自体も相当薄型化されていますが、決定的に違うのがバックライトの有無です。
液晶テレビに使われている液晶パネルは、それ自体発光することはできません。だからバックライトで光らせてあげることが必須なんです。しかし、有機ELテレビはパネル自体が発光・発色するため、バックライトは必要ないんです。結果、奥行きを極限まで薄くすることができるんですね。
素晴らしい技術だと思うんですが、ニーズの先の先を行きすぎてユーザーが追いついてこなかったですね。
有機ELテレビが波に乗れない間に、液晶テレビはバックライトをLEDに進化させるなど、省エネ技術をさらに向上させ有機ELテレビに付け入るすきを与えませんでした。
ソニーとしては新技術を印象付けることはできましたが、市場投入はちょっと早すぎたんでしょうか?
唯一のいいニュースは、今後も技術開発は継続するということなので、数年後の復活を期待しています。
さて、この有機ELですが将来有望な技術であることは間違いありません。
実はソニーが撤退するニュースより先に有機ELに関する記事を書いていたので、リリースするにはちょうどいい機会ですね。
有機ELは光るわけですから、本来期待されるのはやはり照明としての用途です。
有機ELは今までの照明とは明らかに違う点があります。
それは面で光るということです。
今までの照明を思い出して下さい。すべて点(又はその集合である線)で光りますよね。有機ELは面全体で光るんです。
だから、これまでの照明とは全く違う可能性を秘めています。
例えば、ふつうなら天井につるすのが当たり前の照明も、有機ELを使えば壁自体を光らせることも可能になります。しかも有機ELは面で光るため、光り加減にムラがなく効果的な照明が実現できます。
さらには、映像を映し出す技術も応用すれば、擬似的な天窓をつくってあたかも日光が差し込む部屋にしたり、殺風景な壁に窓を作り、壮大な自然や海の家にいるような感覚にさせることもできます。
光るカーテンを作ることだってできます。
このように、有機ELは照明器具というより、もはや建材の一部になってしまうかもしれません。
また、家電分野でも、たとえばプレゼンテーション用に必須のプロジェクターとスクリーンですが、これも有機ELを応用すればスクリーンだけで済みます。現場に行ってスクリーンを広げさえすればプレゼンできるなんて最高ですね。自由な形にできるということが最大の強みで、あらゆる分野に応用が効きそうです。
単なる照明では終わらない、可能性は無限です。
そんな有機ELの可能性に挑戦し続けている会社がルミオテック です。
三菱重工の子会社的存在で、照明専門の会社ですが、今も地道に研究を重ねています。
コストや知名度ではLEDには遠く及ばない有機ELですが、近い将来、一気にブレークする日がくる?かもしれません。
その時を期待して待ちたいと思います。
かーずでした。
ずーっと前から気になっていたあの製品って売れてるのかなーって思っていた矢先、ソニーが有機ELテレビ事業から撤退 しました。
非常に素晴らしい技術だとかーずは思うんですが、やはり価格がネックでした。
11型で20万円って、よほど新しいもの好きのお金持ちじゃなければ買わないですよね

この有機ELテレビって、省エネ性はもちろんですが、液晶テレビと比べて特に何が優れているかというと、その薄さです。液晶テレビ自体も相当薄型化されていますが、決定的に違うのがバックライトの有無です。
液晶テレビに使われている液晶パネルは、それ自体発光することはできません。だからバックライトで光らせてあげることが必須なんです。しかし、有機ELテレビはパネル自体が発光・発色するため、バックライトは必要ないんです。結果、奥行きを極限まで薄くすることができるんですね。
素晴らしい技術だと思うんですが、ニーズの先の先を行きすぎてユーザーが追いついてこなかったですね。
有機ELテレビが波に乗れない間に、液晶テレビはバックライトをLEDに進化させるなど、省エネ技術をさらに向上させ有機ELテレビに付け入るすきを与えませんでした。
ソニーとしては新技術を印象付けることはできましたが、市場投入はちょっと早すぎたんでしょうか?
唯一のいいニュースは、今後も技術開発は継続するということなので、数年後の復活を期待しています。
さて、この有機ELですが将来有望な技術であることは間違いありません。
実はソニーが撤退するニュースより先に有機ELに関する記事を書いていたので、リリースするにはちょうどいい機会ですね。
有機ELは光るわけですから、本来期待されるのはやはり照明としての用途です。
有機ELは今までの照明とは明らかに違う点があります。
それは面で光るということです。
今までの照明を思い出して下さい。すべて点(又はその集合である線)で光りますよね。有機ELは面全体で光るんです。
だから、これまでの照明とは全く違う可能性を秘めています。
例えば、ふつうなら天井につるすのが当たり前の照明も、有機ELを使えば壁自体を光らせることも可能になります。しかも有機ELは面で光るため、光り加減にムラがなく効果的な照明が実現できます。
さらには、映像を映し出す技術も応用すれば、擬似的な天窓をつくってあたかも日光が差し込む部屋にしたり、殺風景な壁に窓を作り、壮大な自然や海の家にいるような感覚にさせることもできます。
光るカーテンを作ることだってできます。
このように、有機ELは照明器具というより、もはや建材の一部になってしまうかもしれません。
また、家電分野でも、たとえばプレゼンテーション用に必須のプロジェクターとスクリーンですが、これも有機ELを応用すればスクリーンだけで済みます。現場に行ってスクリーンを広げさえすればプレゼンできるなんて最高ですね。自由な形にできるということが最大の強みで、あらゆる分野に応用が効きそうです。
単なる照明では終わらない、可能性は無限です。
そんな有機ELの可能性に挑戦し続けている会社がルミオテック です。
三菱重工の子会社的存在で、照明専門の会社ですが、今も地道に研究を重ねています。
コストや知名度ではLEDには遠く及ばない有機ELですが、近い将来、一気にブレークする日がくる?かもしれません。
その時を期待して待ちたいと思います。
かーずでした。
