来年度の国内CO2排出量は2.6%増!
日本エネルギー経済研究所の発表によると、平成22年度の日本国内のエネルギー消費は前年度比1.9%増で、CO2発生量も前年度比2.6%も増える ことになるそうです

悲しいですね~
鳩山首相もあれだけCO2削減をアピールしていたのに、また増加傾向になるなんて。
一応、個人住宅への太陽光発電などの普及は加速度的に進んでいますが、過去2年間CO2排出量が減少していたのは単に不景気により工場等の稼働率が下がった結果、排出量が減っていたからなんですね。
根本的にはほとんど変わっていない、ということが浮き彫りになったのではないでしょうか
一般家庭がどんなに頑張って節電しても、景気が回復し、工場などの稼働率がUPすれば必然的にエネルギー消費が増え、CO2排出量も増えます。
企業はすでに相当な省エネ努力をしているはずで、これ以上削減するには、革新的な技術開発がなければもう無理なような気がします。
でも、超不景気な現在、そのような技術開発に巨費を投じることが出来る企業がどれほどあるでしょうか。
排出量取引なんてものもありますが、あんなものは日本のお金を他国の企業にばらまき、日本の経済力を弱めるものでしかないと思います。まったく根本的な解決方法ではありません。
景気回復はもちろん大事ですが、日本国政府には省エネ技術の開発補助などにももっと積極的に取り組んで欲しいと思います。