LED電球と電球形蛍光灯のトータルコスト比較
電球形蛍光灯 省エネボール スパイラル40W形電球色2個パック EFSP8EL-2P
先週、我が家のトイレの電球(60W白熱電球)が切れたので、より省エネタイプのLED電球を買おうといろいろと検討していたんですが、結局上の写真にある電球形蛍光灯にしました。
ナショナルや東芝といった大手メーカーの製品ではないんですが、この電球形蛍光灯を選択した理由は...
とにかく安かったからです。特価セールで2本で598円
1本あたり299円です。
同じ店舗で比較対象となったの最安のLED電球はこちら
アイリスオーヤマ LED電球4.3W電球色 LED-4L261 31812
こちらも特価セールで2680円(今まで見たどのLED電球より安かった!)
それから、定番の
こちらは3,600円程で当初想定していたくらいの価格
さて、3者を比較してみましょう
基本性能は以下のとおり。
アイリスオーヤマのLED電球は安いだけあって、全光束(感覚的な明るさの単位)がもっとも低く、電球形蛍光灯は蛍光灯だけあって最も明るいようです。
しかし今回設置する場所がトイレなので、多少暗くても全く問題ないので、明るさについては比較検討の対象からは除外します。
次にトータルコストを考えます。
それぞれの取得価格+電気代(1kwh=23円で計算)と使用時間の関係を表したのが下の図
電球形蛍光灯については、LED電球より寿命が短いので寿命ごとに再取得価格を加算しています。今回は2本で598円でしたので、12,000時間毎に598円加算しています。
このグラフを見てわかるのは、最安のアイリスオーヤマのLED電球がトータルコストで蛍光電球を下回るのは使用開始18,000時間後となります。
その間、電球形蛍光灯は約3回目の交換を済ませています。
18,000時間といってもピンとこないので、1日当たりのトイレの照明を使用する時間を1日3時間ほどと仮定すると、
なんと、LED電球の費用を回収するのに要する期間は16年もかかってしまう計算になります。
多分そのころには、LED電球の価格も今の電球形蛍光灯並みに下がっているに違いないし、LED電球をさらに上回る省エネ型の照明が開発されているに違いありません。
一方、シャープのコストが電球形蛍光灯のコストを下回るのは約25,000時間後。それまでの間に取り換えは5回
こんなに回収に時間がかかっていたら、僕にとっては現時点でLED電球を買う必然性が全くないですね。
ということで、とりあえず今回は電球形蛍光灯を購入し、これが寿命になった時、再度LED電球との比較をして購入したいと思います。
ただ、エコという点では特筆すべき点が1点だけありますが、それはLED電球が長寿命だということ
40,000時間というと、上の式に当てはめると
なんと、36年間交換が不要ということです。
この期間だと、電球形蛍光灯の場合、6回も取り換えつまり6倍の廃棄物を出してしまいます。
環境手を考えると、廃棄物を減らすことが一番のエコであることは間違いないので、お財布にゆとりがある方はぜひLED電球を導入してほしいところです。
それから、今回はトイレでの使用を前提としているので使用時間が少なく、このような結果となりましたが、1日当たりの使用時間数とコスト回収までの年数は反比例することを考慮すると、場合によっては大きな違いが出てきます。
具体的には、アイリスオーヤマのLED電球を上記仮定の4倍である1日12時間使ったとすると、コスト回収にかかる年数は1/4の4年、8倍の24時間使用したとすると2年で回収できることとなります。
現時点でLED電球を導入してメリットが生じるパターンというのは、とにかく1日当たりの使用時間が多い個所に導入するのがベストのようです
こちらもお勧め
【3500円以上お買い上げで送料無料】東芝 LED電球 E-CORE 一般電球形6.9W 電球色相当 LEL-AW6L/2
先週、我が家のトイレの電球(60W白熱電球)が切れたので、より省エネタイプのLED電球を買おうといろいろと検討していたんですが、結局上の写真にある電球形蛍光灯にしました。
ナショナルや東芝といった大手メーカーの製品ではないんですが、この電球形蛍光灯を選択した理由は...
とにかく安かったからです。特価セールで2本で598円
1本あたり299円です。
同じ店舗で比較対象となったの最安のLED電球はこちら
アイリスオーヤマ LED電球4.3W電球色 LED-4L261 31812
こちらも特価セールで2680円(今まで見たどのLED電球より安かった!)
それから、定番の
こちらは3,600円程で当初想定していたくらいの価格
さて、3者を比較してみましょう
基本性能は以下のとおり。
アイリスオーヤマのLED電球は安いだけあって、全光束(感覚的な明るさの単位)がもっとも低く、電球形蛍光灯は蛍光灯だけあって最も明るいようです。
しかし今回設置する場所がトイレなので、多少暗くても全く問題ないので、明るさについては比較検討の対象からは除外します。
次にトータルコストを考えます。
それぞれの取得価格+電気代(1kwh=23円で計算)と使用時間の関係を表したのが下の図
電球形蛍光灯については、LED電球より寿命が短いので寿命ごとに再取得価格を加算しています。今回は2本で598円でしたので、12,000時間毎に598円加算しています。
このグラフを見てわかるのは、最安のアイリスオーヤマのLED電球がトータルコストで蛍光電球を下回るのは使用開始18,000時間後となります。
その間、電球形蛍光灯は約3回目の交換を済ませています。
18,000時間といってもピンとこないので、1日当たりのトイレの照明を使用する時間を1日3時間ほどと仮定すると、
18,000時間÷3時間/日=6000日≒16年



なんと、LED電球の費用を回収するのに要する期間は16年もかかってしまう計算になります。
多分そのころには、LED電球の価格も今の電球形蛍光灯並みに下がっているに違いないし、LED電球をさらに上回る省エネ型の照明が開発されているに違いありません。
一方、シャープのコストが電球形蛍光灯のコストを下回るのは約25,000時間後。それまでの間に取り換えは5回
25,000時間÷3時間/日=8333日≒23年



こんなに回収に時間がかかっていたら、僕にとっては現時点でLED電球を買う必然性が全くないですね。
ということで、とりあえず今回は電球形蛍光灯を購入し、これが寿命になった時、再度LED電球との比較をして購入したいと思います。
ただ、エコという点では特筆すべき点が1点だけありますが、それはLED電球が長寿命だということ
40,000時間というと、上の式に当てはめると
40,000÷3時間/日=13,333日≒36年間
なんと、36年間交換が不要ということです。
この期間だと、電球形蛍光灯の場合、6回も取り換えつまり6倍の廃棄物を出してしまいます。
環境手を考えると、廃棄物を減らすことが一番のエコであることは間違いないので、お財布にゆとりがある方はぜひLED電球を導入してほしいところです。
それから、今回はトイレでの使用を前提としているので使用時間が少なく、このような結果となりましたが、1日当たりの使用時間数とコスト回収までの年数は反比例することを考慮すると、場合によっては大きな違いが出てきます。
具体的には、アイリスオーヤマのLED電球を上記仮定の4倍である1日12時間使ったとすると、コスト回収にかかる年数は1/4の4年、8倍の24時間使用したとすると2年で回収できることとなります。
現時点でLED電球を導入してメリットが生じるパターンというのは、とにかく1日当たりの使用時間が多い個所に導入するのがベストのようです
こちらもお勧め
【3500円以上お買い上げで送料無料】東芝 LED電球 E-CORE 一般電球形6.9W 電球色相当 LEL-AW6L/2



