昨日からの続き。
肉屋さんまでは大人の足なら10分足らずの道のりなのだが、一番近道の道路は狭いうえに交通量もそこそこあるので、幼児の自転車2台をコントロールして行くのはかなり厳しい!ということで、遠回りだが歩道の広い道路を選択して肉屋さんに向かった。
距離は倍増。
仕方あるまい・・・
マンションの前が急激な下り坂約50メートル。
最初の関門である。
さて、どうしよう・・・
しぃちゃんに補助バー付きの(妹用の)小さい自転車を押してもらって
俺がお姉ちゃんの大きい自転車を押して、ひぃひには歩いてもらう。
これが現実的だ!と思ったら
「ひぃはあるかないから!」と、ひぃひのまさかの宣言。
なんだ、その宣言は。
汗
厳しい親なら怒鳴りつけるか殴りつけるか
最悪、暴行死させてしまうような発言ではあるが(そうか?)
優しい俺は代案を探す。
うむむむ・・・
しぃちゃんが補助バー付きの自転車を押してくれるとのことだったので
俺は歩かない宣言のひぃひをおんぶして、お姉ちゃん用の自転車を押した。
下り坂は怖い。
しぃちゃんも自転車が落ちていかないよう、必死に支えながら歩いている。
俺は俺でひぃひをおんぶしてるし、しぃちゃんを助けることもままならず
前かがみの姿勢で自転車を引いてるし。
ううっ・・・
腰が痛い・・・
それでもなんとか、じっくり時間を掛けて下り坂をクリア!
しぃちゃんもよく頑張った!!
早くもこの時点でぐったり。
汗
平坦な道に入った。
しぃちゃんは補助輪付き自転車をすごく上手に乗れるようになっていた。
まあ、小さい自転車ならもう補助輪無しでも乗れるんだけど
しぃちゃんに買い与えた自転車は少し大きめなので、まだ補助輪を付けたままなのです・・・
しぃちゃんは一人ですいすいと自転車に乗っている。
俺はひぃひの乗った自転車の補助バーを持って押している。
これは楽チン♪
これなら肉屋さんまで何事もなく無事に行けそう!
と思ったら・・・
突然ひぃひが泣き出した。
な、なになに?!?!
ど、どうした?!
「ひぃはかえりたいー!!!!」
えーーーー?!
なんで今なんですか???
丁度中間地点くらい。
悪夢。
「しぃちゃんはいきたい!なんでなくの!!!」
怒るしぃちゃん。
そりゃそうだ。
どっちにせよ中間地点。
ううっ・・・
なんてこった・・・
どうすんべ・・・
行くも地獄。
戻るも地獄。
俺はとりあえず足を止め、途方に暮れた・・・
<続く>