「今日、ひぃちゃんが珍しく長く寝てくれたから、ボーっとワイドショーみたいの見てたのよ。
それでさー
ちょっと思ったんだけどさー
私って、赤ちゃんのときにお父さんが借金作って出て行って
それで両親が離婚して
私はお父さんの顔も知らなくて育って
母子家庭なのに、お母さんはお父さんの借金返すの必死で
母一人子一人なのにお母さんも働きづめでほとんど家にいなくって
おばあちゃんが育ててくれたようなもんなんだけど
その大好きだったおばあちゃんも思春期に死んじゃって。
二十歳になって彼氏が出来て
結婚して可愛い子供も生まれて
やっと自分の家族らしい家族が出来た!
本物の幸せを手に入れたー!
と思ったら・・・
癌になっちゃった。
私って、結構不幸な人生じゃない?!なんてことを思ったわけ。」
・・・今更?
「そう。今朝そう思った (´∀`)」
んと・・・
えっと・・・
よくグレずに育ったよね。
えらいえらい。
「そう、えらいの。( ̄^ ̄)」
・・・
・・・
・・・
俺は安易な(?)夢見て、複数の宝くじを買い続けているが
ゆーちゃんが買った方が当たるんじゃなかろうか・・・
この人のほうが当たる権利があるんじゃなかろうか・・・
そんなことを思った。
ゆーちゃんの話を聞いて、真っ先にそんなことを考える俺。
がはは。
乗り越えられるでしょ、こんな夫婦なら。
だよね~!
これ以上の不幸は起きないと信じてますから。
お願いしますよっ!!!
マジでマジで。