夜の11時過ぎに左わき腹後ろの鈍痛で目が覚めた。
こんなところが痛くなるなんて初めてだ。
なんだろう・・・
そんなことを思ったのもつかの間、その鈍痛はどんどん増していき
ついには寝ているのも、座っているのもつらくなるほどに痛くなった。
患部をさすりながら歩いているのが一番楽(といっても辛いけど)だったので
ひたすら居間をゆっくり歩いていた。
次第にその痛みはわき腹だけではなく、腹部全体に広がった。
もはやどこが痛いのかわからないような状態になった。
下痢か?!
トイレに行ったが、何も出る気配もなく・・・というより、便座に座っていることすら出来なかった。
それほど、鈍痛は大きくなっていた。
やばい・・・
これ以上痛くなったらゆーちゃんを起こして救急車を呼んでもらおう・・・
そんな状態だった。
「激しい鈍痛」
この表現は矛盾してるような気もするが、その表現がぴったりな症状だった。
激しい鈍痛の中、いろんなことを考えた。
身体になんらかの異変が起きているのはあきらかなわけで
どう考えたって前向きなことは考えられず、ネガティブなことばかりを考え続けた。
とにかく死ねんぞ。
俺には可愛い娘と奥さんがいる。
秋にはもう一人生まれてくる。
死ぬことも出来ないし、長期入院も出来ん!
けど・・・
そうなってしまったらどうしよう・・・
とか。
俺の中のネガティブ妄想は止まらなかった。
・・・
・・・
・・・
痛みに耐えながら歩き続けて2時間・・・
少し痛みが落ち着いてきたので、パソを立ち上げて、症状のことを調べた。
幸い、救急車を呼ぶまでには至りませんでした。
ギリギリで踏ん張りました。
この2時間、地獄だったけど。
調べた結果、どうやら腎臓だかすい臓に何かが起こっているのではないか、ということだった。
ううっ・・・
どちらにしたっていい話ではない。
臓器がやられるって重症じゃないか?!
そんな認識。
すぐにおなかは下すけど、弱腸だけど、あんがい健康体の俺。
大きな病気をしたこともないし、意外に強い俺。
腸以外は。
でも、今回はヤバくないか?!
大丈夫なのか・・・
今年はこんなことばかりのような気がする。
奥さんの切迫流産 ⇒ 入院とか。
なんでこんなことばかり続くんだろう・・・
それからさらに1時間、痛みの発症から約3時間
ようやく眠れそうなくらいに痛みが引いたので、少しでも・・・と思い、寝ることにした。
もしこのまま痛みが消えても、明日は病院に行こう。
そう心に決めて。
どうか変な病気でありませんように・・・
俺はまだまだ死ねません。
病気になってる場合じゃありません!
・・・どう考えても何もないわけがないのだけれど・・・
汗
<続く・・・>