なんでも譲ってしまう娘に渇! …は入れられないけど… | ここだから書けること 誰かに話したいこと

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WEB日記ネットで知り合った歳の離れた奥さん(ゆーちゃん・おかー)と、娘たち(長女:しぃちゃん。次女:ひぃひ)との4人家族の日記です。基本、親バカです。完全にバカ親です(汗。本音だけを書いてるので、どうか奥さんに見付かりませんように…(祈

俺の父親の、どんな子供からも好かれる!という長年の絶対的な自信を打ち砕いたのは
まさかの孫娘。


しぃちゃんの人見知り強烈。
(最近やっと慣れてきた)


すまん、じぃ。



おもちゃ屋のすべり台で遊んでいた。
楽しそうなしぃちゃん。


しぃちゃんが階段を登ってたら、下から1歳くらいの子が階段を上がってきた。
それを見たしぃちゃん、慌てて階段を上がって急いで滑って頭を打った。
いたたたた。


なにをそんなに慌ててるん?
なにがそんなに怖いん?
相手はまだ話すことも出来ない幼子なのに。
苦笑


「じゅんばんばん・・・」

順番だからと言って、その子が滑り終わるのを下でじっと待つしぃちゃん。
もちろん順番を守ることは偉いことなんだけど、「順番を待つ」を言い訳にして逃げていることは明白。
いくらなんでも・・・

苦笑



けど、俺もこうだったのかも。
気の弱い子供だったから。

妹が出来るまではこうだったんじゃないかな。


今はその反動か?
うーむ。


ま、今も強くはないと思うけど。
無関心。



誰もいなくなるとまた弾けるしぃちゃん。
楽しそうに何十回とすべり台を滑ってる。

今度は3、4歳くらいの男の子がやって来た。

別に横入りとかされたわけでもないのだが、しぃちゃんはビビってすぐに退いてしまった。

「あっちいこっか」だって。


逃げようとしたしぃちゃんの肩をつかみ、目を見て言った。
本当にもういいの?
すべり台したくないの?
それだったらもうおうちに帰るよ。

いいの?
それとも、すべり台まだ滑る?


「しゅべる・・・」


そっか。
じゃあ、滑りたいならこの男の子の後ろに並んで、順番を待って滑ればいいんだよ。
じゅんばんばん。


俺に背中を押されたしぃちゃんは、恐る恐る階段の下に並んだ。
それでいい!
頑張れ、愛娘!


しぃちゃんはまだ二歳と三ヶ月。
ゆっくり登って滑ることしか出来ない。

男の子は、早くあがって!遅いよ~!という感じで、しぃちゃんを押しのけようとした。
俺は、じゅんばんばん!と言ってその男の子をにらみつけた。
こっちも教育。
えらい俺。


幼児に強い俺。
ダメじゃん。


自分の娘だけが可愛い俺。
ダメダメじゃん。


男の子はビビって大人しくなりました。
すまん、少年。


でも、世の中なんてそんなもん。
知れ。

知った。


しぃちゃんは一生懸命頑張って、順番を待って滑っていた。
全然楽しくなさそうに。
苦笑


でも、これも教育。
俺だってそんなしぃちゃんを見るのは辛い。

だけど、なんでも取られちゃうし、譲っちゃうし、そんな娘の姿を見るのはもっと辛い。

そして切ない。


泣いちゃうぞ、おとーちゃん。


・・・
・・・
・・・


人見知りにせよ、人に気を使い過ぎることにせよ、親の姿を見てるんだよね・・・結局。

子供は映し鏡。


娘を変えたければ、まずは自分から。
うむ。


娘の姿に学ぶことは多々あります。


その日の晩、最近落ち着いていた夜泣きが出てしまったのは・・・ストレスかな・・・



強くなろうぜ!


娘も、俺も、そして、ゆーちゃんも。