じゃあ、桃太郎のお話するね。
眠くなったら言うんだよ。
そしたら抱っこするからね。
「うん」
むかーし むかーし あるところに おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈り・・・といってもわからないだろうから
ごはんの準備をしに行きました。
たべるものを探しに行きました。
「ぶどう?みかん?」
そうだね。
ぶどう とか みかん とか りんごかな。
おばーさんは川へ洗濯に行きました。
「おじーたんは?」
おじーさんは山に行ったんだよ。
「りんご?」
そうだね。
りんごも採ってくるんだろうね。
「おばーたんは?」
おばーさんは、川にお洋服を洗いに行ったんだよ。
「ももは?」
これから流れてくるよ。汗
「おじーたんは?みかんたべた?」
えっと・・・
持って帰って来ておばあさんと食べるんだよ。
「おには?」
まだまだ出て来ないよ。汗
「おばーたんは?」
川でお洋服をゴシゴシ洗ってるんだよ。
「どんぐりゃこは?」
そう!
おばーさんがお洋服を洗ってると、川の上のほうから大きな桃が
どんぶらこ~ どんぶらこ
どんぶらこ~ どんぶらこ
と流れてきました。
「おじーたんは?」
みかんを持って家に向かってるんじゃないかな・・・汗
「りんごは?」
りんごも取れたと思うよ。
「おばーたんは?」
おばあさんは一生懸命その大きな桃を持って帰ってきて
包丁でばっさりと切ってみました。
すると、なんと!
桃の中から男の子の赤ちゃんが出てきました!
「おには?」
まだまだです・・・汗
「おさるさんとー わんわんとー とりさん」
はいそうです・・・
まだもう少し先ですけど・・・
「おじーたんは?」
桃から赤ちゃんが出てきて驚いてるところだよ。
「みかんは?」
これから食べるんじゃないかな・・・汗
「えっと・・・ねむくなったった。だっこしる~」
こうして、俺のすごく楽しくて幸せな時間は終わりを告げるのです・・・