なにかがとことんおかしいと思う。
午前0時、しぃちゃんが突然泣き出した。
いつもの夜泣きとは明らかに違う泣き方。
泣いた。
泣き叫んだ。
泣き叫んで暴れた。
どうした?!しぃちゃん!!!!
(熱は二日前にさがっておりました)
実は、おとといの晩にも似たようなことはあった。
そのときは抱っこしたり背中を叩いたりしたら、なんとか2、3分で治まった。
何十分も掛かったように感じたけれど、時計を見たら実際には2、3分しか経っていなかった。
こういうときの2、3分は長い。
しかし、今回はおとといよりもさらに酷かった。
どこかが痛いのか、ただただ泣き叫び暴れていた。
尋常じゃない。
2分が過ぎ・・・
3分が過ぎ・・・
5分が過ぎ・・・
10分が過ぎ。
おかしい!
どう考えても普通じゃない!!
しぃちゃんの声(喉)はすっかり枯れていた。
しぃちゃんはこんな泣き方をする子じゃないしっ!
救急車を呼ぶか?!
(救急車ってどのくらいのことで呼んで良いのかよくわからないです・・・)
ゆーちゃんが夜間の救急センターに電話した。
様態を説明した。
というか、相手方にも電話口でそのしぃちゃんの泣き叫んでる声が聞こえていたのであろう
とにかく急いで病院に来なさいとのこと。
着の身着のまましぃちゃんを連れて病院に向かった。
病院までは車で5分。
この5分すら長く感じる・・・
ゆーちゃんはしぃちゃんに声を掛け続けていた。
あと少しで病院だから!頑張って!
しぃちゃんはそんな声を掻き消すほどの大声で泣き叫び続けていた。
暴れていた。
こんな状態でどうやって診察するのだろうか・・・
何も言えない娘のどこが悪いのか、医者ならわかるのだろうか・・・
注射でも打って、まずは落ち着かせてやってくれないだろうか・・・
そんなことを考えつつ、事故を起こさないように気をつけながら車を飛ばしていた。
病院の駐車場に入った。
車を停めた。
その瞬間だった。
しぃちゃんがピタっと泣き止んだ。
・・・あれ?!
様子を見る。
しぃちゃんはボーっとしている。
あれれ?!?!
落ち着いちゃった・・・・・・のかな?
「おちちゅいた」
しぃちゃんが答えた。
マ、マジっすか・・・
俺とゆーちゃんに安堵の笑みがこぼれた。
でもまあ、もう名前も診察券番号も伝えてあるし、とりあえず行こう。
苦笑
なんか、どこからどう見てもなんともない感じになっちゃってて、ちょっと恥ずかしい・・・
心配し過ぎだよ、あんたたち!という状況になった。
しぃちゃん、すっかり元通り。
(声はだみ声になってたけどね)
少しだけ安心したのは・・・
うちらの前に診てもらってた急患の1歳くらいの女の子を抱いた両親が診察室から出てきたときに
二人で顔を見合わせながら、「なんか・・・たいしたことなかったね!」みたいな感じで笑っていたこと。
待合室には4組くらい急患の人が診察を待っていたけれど
深夜の急患の待合室とは思えなくらい皆、そんなに緊急な人たちですか?!
という感じの人たちばかりだったこと。
うちらも例に漏れず、だったけれど・・・
苦笑
ふぅ・・・
それにしてもなんだったのだろう。
今夜もまた、あの泣き方をされたらどうしたら良いのだろうか?
困る。
子供なんて放置しておけば良いのでしょうか?
集合住宅です。
近所迷惑です。
というか、あれは明らかに甘えて泣いてる泣き方じゃないし。
あれを放置したら虐待です。
はぁ・・・
初めての子育てですから、わからないことばかりです。
二人目以降はこんなに慌てふためいたりはしないのでしょうね。
とにかく、今の我が家はいろんなことが狂っているようです。
早く元の平凡な状況に戻りたい・・・
P.S.皆さんのコメントに返答出来なくてごめんなさい。全て目は通してます・・・