タイトルは、ちょっと怪しいですが、
もちろんオードリー・ヘップバーンの映画です。
今週が、映画館で最後のオードリーになります。
50本の再上映の中で、49本目が「ローマの休日」で、
50本目の最終回が今日の「昼下がりの情事」でした。
先週は、満員だったのですが、
さすがにタイトルのせいもあってか、空席が目立ちました。
THシネマの7番劇場、3列目をとりました。
最前列は、見上げる感じだったので、
3列目は目の位置は楽です。
ただ、目の前が通路なので
横切られるのが難点。
次回は、2列目にしましょう。
最終回と言ったのに、次回とは何事か?
シリーズ第2段がはじまるのです。
オードリーの映画は、「シャレード」と「麗しのサブリナ」です。
今から楽しみです。
さて、今日の話です。
(お話を知らない方は、最後にあらすじを載せましたのでお読みください。)
ラヴ イン ジ アフタヌーン(Love in the afternoon)が原作ですから、どこから「情事」となるのでしょうか。
でも、この題のせいで50年前に観た日本人も多かったと推測します。
なぜなら、ラストシーンがなければ、まさにそのとおりですからね。
DVDで何度も観ています。
娘が遊ばれているとわかった父親の心境は辛いだろうなと思います。
それを知って、さすがのプレイボーイもパリを出ることを決意しました。
「愛し、そして別れる。そうすれば、新たな恋が始まる」
とは、プレイボーイ氏。
飛行機では、絵になりませんでしたね。
列車での移動。そして、発車。
今のように、ドアが閉まってしまってはこの映画の名シーンは成り立ちませんね。
強がりを言っても、必死に追いかけるオードリー
いよいよ最後に瞬間が近づいた時、
彼の愛の手が差し伸べられました。
何度見ても、ハッピーになりますね
このころのオードリーは、まだまだ若く美しいですね。
19歳の役ですが、そのように見えます。
いまで言えば、音大の女子大生ですからね。
嫉妬したプレイボーイさんの負けでしたね。
見た目では、いまの大学教授と大学生くらいの年齢差がありましたね。
それだけでも、スキャンダラスです
結婚を「終身刑」と言ったのは、粋ですよね。
うれしい終身刑ですけどね
(あらすじ)
昼下がりの情事 1957・米
製作:監督:脚本:
ビリー・ワイルダー
原作:クロード・アネ
脚本:I・A・L・ダイアモンド
撮影:ウィリアム・C・メラー
音楽:フランツ・ワックスマン
出演:ゲーリー・クーパー
オードリー・ヘプバーン
モーリス・シュバリエ
物語
パリの私立探偵シャバスはX氏の依頼を受け、X夫人の浮気調査をしていた。シャバスの仕事は正確だ。やはりX夫人の相手はプレイボーイで名高いアメリカの富豪フラナガンだった。彼は行く先の国々に恋人がいる。
シャバスの一人娘アリアンヌは好奇心旺盛な女学生。音楽学校でチェロを勉強している。時々、父の調査書類を盗み読んで、男女の裏行動にどきどきするのだった。
そんな時、X氏がやって来た。「相手はアメリカの富豪、フラナガンです」と、シャバスから調査の結果を告げられると、X氏は興奮し、ピストルを取り出した。「殺してやる」・・・・・・・たまたまアリアンヌは隣の部屋でそれを聞いていた。
リッツホテル14号室。フラナガンの所へ今夜もX夫人がやって来た。10時になると4人の楽隊が来て「魅惑のワルツ」を奏でる。二人はムードを出してダンスに興じていた。
ベランダからアリアンヌが入り、急を告げた。「X氏が殺しに来ます」
ピストルを構えたX氏がドアを蹴飛ばし入ってきた。「何か?」とフラナガン。「貴様がフラナガンだな」とX氏。しかし、フラナガンと一緒の女はX夫人ではない。「・・・・・・・・??」 X氏は非礼を詫び帰っていった。
X夫人はアリアンヌと入れ替えにベランダから逃げたのだ。しばらく、部屋で会話を交わしたアリアンヌはフラナガンの魅力にうっとりしてしまった。「さようなら、おやせさん」
フラナガンがアメリカへ帰ってしまった後、アリアンヌは孤独だった。そして1年も過ぎようとしたある日、オペラコンサートを聞きに行ったアリアンヌは、そこに来ていたフラナガンを見つけたのだ。今度は別の女を同伴していた。フラナガンはアリアンヌを見てもすぐには思い出せなかった。「ああ、あの時のおやせさん!」やっと思い出したフラナガンは夜、リッツホテルへアリアンヌを誘った。
夜10時、4人の楽隊がやって来て、「魅惑のワルツ」を奏でる。アリアンヌのことを聞くフラナガンにアリアンヌは架空の恋物語をでっち上げた。イギリスの公使、山のガイド、ブリュッセルの銀行家、スペインの闘牛士・・・・・。
最初は笑って聞いていたフラナガンだが、この謎の女が気になり始めた。デートを重ねるが、アリアンヌは自分の名前も明かさない。「いったい何人の男がいるんだ?」フラナガンの問いに「貴方と会う前?後?」と初老のプレイボーイを翻弄するアリアンヌ。
すっかりいらだったフラナガンはサウナでX氏と再会した。フラナガンの話を聞いたX氏は「いい探偵を紹介しよう」 探偵とはシャバスのことだ。
シャバスのもとをフラナガンが訪れた。「ある女を調べて欲しい」
フラナガンの話を聞くうちにシャバスは思い当たるふしがある。その女とは自分の娘アリアンヌのことだ。
リッツホテルのフラナガンのところへ調査結果を持ってきたシャバス。「女の名はアリアンヌ。男は今のところ貴方一人です。」「・・・・???」報酬はいりません。・・・娘なんです」「・・・・・!?」
これにはさすがのフラナガンも憮然とした。俺としたことが何たることだ!父と入れ違いに娘がやって来た。「急きょ仕事の予定変更で、アメリカへ帰る」驚くアリアンヌを尻目に荷物をまとめるフラナガン。
ホームから列車が動き出した。「じゃ、さよなら」別れを告げるフラナガンにアリアンヌはまだ、様々な男の話をしていた。しかし、何故か目には涙が浮かんでいた。列車がスピードを上げる。アリアンヌは走りながらまだ男の話。フラナガンはアリアンヌを抱き上げるとデッキに招き入れた。
後を付けて来たシャバスが笑顔で列車を見送ったのだった。
「・・・・その後、二人は結婚した。フラナガンはニューヨークで終身刑になるだろう・・・」
