連休が始まりましたが 我が家はどこにも行く予定もなく
家の片づけをやろうと義母のタンスに手を付けたものの
結局他が散らかってしまって達成感までは味わえません。
やっぱり私は何をやっても中途半端だと凹みます。
私は3,4歳になるまで母方の祖父母の家の近くに住んでいました。
祖父母は年中無休の商売をしていていつも忙しそうでした。
当時の祖父は孫の私には優しかったのですが 仕事場では
相当厳しかったようです。仕事中 母に連れられてお店に顔を出すと
祖父はどんなに忙しい時でも 仕事の手を止めて「よく来たね!」と
私に声を掛け抱っこするといつも「高いたか~い!!」をしてくれました。
たったそれだけのことなのに 今になってもそのことが嬉しかったと
記憶に残っています。もちろんお年玉やお小遣いをもらったり何かを
買ってもらった時には当然それも嬉しかったと思います。
でもそれ以上に記憶に残っているのは あの「高いたか~い!!」を
してもらった時のしあわせ感。たった数秒のことなのに・・・
世間で「モノより思い出」と言われるのは こういうことなのかな~
と自分の記憶の端っこから 当時の思い出が蘇ってしまいました。