悲しくて孤独な存在 | ミックスナッツのブログ

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今さらながら ホリスティックって?と思い読んでみました。



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「ホリスティック」は、「全体」、「関連」、「つながり」、「バランス」

といった意味をすべて包含した言葉として解釈されていますが、

的確な訳語がないため、そのまま「ホリスティック」という言葉が

使われています。

しかし、意味する内容は決して新しく輸入された考えではなく、

もともと東洋に根づいていた包括的な考え方に近いものといえます。

(日本ホリスティック医学協会HPより)


帯津先生のお人柄が伝わってくる内容でした。西洋医学を取り入れながらも

代替療法をうまく使い分ける。西洋医学と代替療法の役割の違いが

興味深かったです。人間の体には“場”があり“場”と“場”をつなぐ役割が“気”


私も大学院にいた時 研究発表で「エビデンス(根拠)はありますか?」と

質問されていたことを思い出しました。エビデンスがあるから優れている

ものではない。むしろないものにこそ、可能性が秘められている。

このくだりがちょっと嬉しかったです。


心に響いたのは「人間というのは本来、悲しくて孤独な存在」であり

「明るく前向き」には生きられない というところ

まず「明るく前向きに生きることが素晴らしいのだ」という錯覚から

目を覚ます必要があります。悲しくていいのです。寂しくていいのです。


何だか 胸のつかえがすう~っと降りたような気持ちになりました。


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