『新しい創傷治療
』の「水いぼの痛くない取り方」は
スピール膏(2~3日)→軟らかくなった表面除去→
デュオアクティブまたはプラスモイストで覆う、だった。
私の場合、とりあえずこれを実行。しかしこの方法は効果なし。
私の強情なイボはなまじっかなことでは除去出来ず…
- キズ・ヤケドは消毒してはいけない―痛くない!早く治る!「うるおい治療」のすすめ/夏井 睦
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
そこで私は他の治療記事から、あることに着目した。
それは創傷面が上皮化するということ。
これまで私は傷→消毒→乾燥(カサブタ)が治癒経過だと思っていた。
カサブタ=治ってきた→カサブタがはがれる→完治だと。
しかしこれは大きな勘違いで傷を乾かさない、
カサブタを作ると中にバイ菌を残して蓋をするため、
後で傷が可能し、痕も残るということを体験を通して知った。
傷は覆うことで(湿潤状態)自己再生していくのだ。
途中、ジュクジュクとした液に膿と驚くが浸出液であり
膿ではない、化膿もしていないから消毒不要ということ。
※消毒液を付けることで、雑菌は確かに死滅するが、
同時に傷を再生するための細胞の働きも死滅させるとか・・・
それなら…と私はサリチル酸(イボコロリ)を患部に湿布した後、
被覆材キズパワーパッド(ジョンソン・エンド・ジョンソン)で
密封することで患部を乾燥させないように繰り返し継続してみることにした。
水仕事や外出時には、ハイドロコロイドのケアリーヴ(ニチバン)も併用してみた。
こうして私は傷は乾燥させない、消毒しない、カサブタを作らないことが
傷痕を残さず治癒を早める、ということを学んだのであった。