昨年、大変ご好評いただきました和紅茶ビールの仕込みが始まりました。
今年の醸造所は、FUJIYAMA HUNTERS BEERさん。
富士宮の大自然に囲まれたロケーションの中にあり,
農家さんと猟師さんがはじめたクラフトビールの醸造所です。
今年も和紅茶ビールに使用する原料は、「まちこ」の和紅茶です。
まちこは、静岡市清水区のみで生産されている清水のブランド茶。
品種名を静7132といいます。
そんな形式のような名前をかわいそうだと思った、地元清水のお茶摘みさんが
ご自身のお名前をこのお茶につけたことから、「まちこ」という名前がついた・・・
そんなストーリーを持つお茶です。
そしてまちこ最大の特徴は、ほのかに香る桜葉の香り。
茶葉の中に香り成分のクマリンを含んでいるため、
お茶を淹れると、桜餅を口に含んだ時のあの香りが広がります。
清水区内では30軒の茶農家がまちこの研究会を組織し、産地化を進めています。
日本のみならず、ドイツやイタリアなど海外からも注目されるお茶のひとつです。
このまちこの茶葉を完全発酵させて作った紅茶は、
桜葉の香りはとんでしまうものの、やさしい甘味が特徴です。
まだまだ仕込みの段階ですが、去年のものよりもパンチのある
和紅茶ビールに仕上げありそうな予感です。
只今、ポコポコと発酵中。
今回の和紅茶ビールは「鞠ファーム麦酒」さんのプロジェクトの一環で
和紅茶を提供させていただいております。
鞠ファーム麦酒さんは、静岡の食材を使ったビールを作るのを得意とし、
先日は静岡市久能の特産 石垣いちご を使用した
「久能石垣いちご麦酒」がメディアでも紹介されていました。
その時の記事がこちら
↓
https://www.at-s.com/news/arti
和紅茶ビールの完成までもう少しかかりますが、
出来上がり次第、ご紹介させていただきます。
お楽しみに!