6月も中旬にさしかかり、近所の田んぼでも
田植えが始まりました。
田んぼのあちらこちらには、ホウネンエビの姿が。
昔からこの甲殻類が発生する年は、
稲が豊作になるという言い伝えがあります。
台風などの自然災害にあうことなく、
無事に収穫に時を迎えてほしいと願います。
さて今日は、雨の合間をぬって
茶畑散歩をしてきました。
静岡市の北部は今、二番茶の時期を迎えています。
新茶を摘み終わった後に伸びてくる芽を二番茶と言い、
太陽の陽をたっぷりと浴びたその葉は、肉厚で
さっぱりとしたお茶らしい味わいです。
一雨ごとに伸びてくるお茶の芽は
とても活き活きとしていました。
そして帰路に就くと、いつもお世話になっている茶農家さんが、
嬉しそうに、「子供に見せてあげて~」と持ってきてくれたのが…
こちら。
タマムシ。
レアな昆虫の登場に、案の定子供は大興奮。
図鑑でしか見たことのなかった私も、大興奮。
調べてみたらタマムシは、土や樹の中で2年程幼虫として
育ったのちに、このレインボーの成虫に羽化してからは、
一ヶ月程しか生きられないのだそうです。
なんとも美しく、そして儚い昆虫です。
ちょっと路線を外れましたが、
茶畑には大自然がいっぱい。
こんな環境を後世まで残していきたいと
感じた茶畑散歩でした。