製茶工場の周りの茶畑では、台刈りした畑が目立ってきました。
こういった刈り方は、茶樹のリフレッシュを図り
来年の新茶を美味しくするための刈り方です。
この台刈りは5年に一度くらいのペースで行われ、
刈られた幹や葉は畝の間に落ちて、畑の肥料になります。
茶畑も一番茶が終わり、ちょっと一息ついた風景になってきました。
さてさて3時の休憩のお茶は、「焙烙(ほうろく)」を使い
茶葉を火入れしてみました。
焙烙は、お茶などを炒るための素焼きの土鍋。
今回使用した茶葉は、深蒸し茶の棒茶です。
焙烙に茶葉をひとつまみ入れ、弱火でじっくりと焙じていきます。
火入れする時間は5分程度。
甘い香りが漂って来たら出来上がり。
火との距離を置けば茶香炉としても行けたりして!?
今回出来上がった茶葉はロックティーにしていただきました。
熱々のお湯を使用して急須でお茶を淹れ、
氷のたくさん入ったグラスに注いで出来上がり。
水出しよりも短時間でこしらえることができ、
キレのあるさっぱりとした冷茶が楽しめます。