今日は新茶を仕上げにお茶工場へ。
行く途中にある都市山村交流センター「安部ごころ」では、もう鯉のぼりが泳いでいました。
遠くの山々も、赤っぽかった杉の木の色から新芽の緑色に移り変わっていて、
季節の変化を感じます。
工場に到着し、隣の茶畑を見てみると新芽が順調に伸びていました。
さあ、新茶を仕上げます。
仕上げていくと、新茶仕上げならではの物を発見!
これ、なんだと思います?
これは、新芽の中でも「ミルい芽」の裏側に生える「産毛」です。
新茶を仕上げていると、この産毛が静電気で製茶機械にくっついてきます。
二番茶、三番茶になると、この産毛は無くなってきてしまうので、
産毛がこのように見られるのは新茶仕上げの時だけ。
新茶を淹れ、よ~くお湯のみの表面を見てみると、
「ほこり」みたいなものが浮いている事がありますが、これがこの産毛です。
いいお茶ほど、数多く浮いている事があります。
新茶を飲まれる時に、見てみてください。
夕方、会社に帰る時に工場の隣の茶畑を見てみると、朝より芽が伸びているような気がして…
よ~く見てみると産毛、生えてました。