お茶を淹れてみよ~! | マルヒデ岩崎製茶のブログ

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Welcome to Maruhideiwazaki tea factory!
茶畑から湯のみまで、お茶にまつわるあれこれを楽しくお伝えします。

もうすっかり秋…ichou☆☆
夜なんかは油断すると「風邪をひくかも…」と思うほど涼しい時もあったりします。

そんな時は温かい日本茶でもいかがでしょうか?べーっだ!

…というわけで、今更ではありますが、お茶の淹れ方をご紹介させていただこうと思います。



まずは、お茶碗や急須を用意します。
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そしてお湯を用意して湯ざましをします
100℃近い温度のお湯を冷ましていきます。
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湯ざましをする理由はお茶の美味しさを引き出すため
採れた時期の茶葉によっても違いますが、基本的に高い温度のお湯でお茶を淹れると
カテキンという成分が多く抽出されて、苦みが強くなってしまいます。
なのである程度の湯ざまししたお湯でお茶を淹れると、お茶の葉の中に含まれる
旨み成分であるアミノ酸が、じわじわと抽出されて美味しいお茶になるんです。

ちょっと面倒ですが、この手間をかけることによって一味違うお茶に変身します。

ちなみにどのくらいの温度で淹れたらいいかというと…

新茶60~70℃
普通煎茶70~80℃ 位です。あくまでも目安です。にひひ

逆にほうじ茶番茶玄米茶紅茶などは、
100℃に近いお湯で淹れた方が美味しいんです。
これらのお茶は香りに特徴があるので、高い温度のお湯の方が香りが良く出るんです。



そして急須に茶葉を入れます。
茶葉の量は一人分でだいたい3g。茶さじ山盛り一杯程度です。
でも…茶葉は気持ち多めに入れた方が美味しいお茶になります
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茶葉を入れたら、先程湯ざまししたお湯を急須に注ぎます。
抽出時間は普通煎茶で1分程度。
最近人気の深蒸し茶は30~40秒程度です。

急須     急須     急須     急須     お茶漬け     急須     急須         

時間がきたらお茶碗に注ぎます。
注ぐ時のポイントは、複数杯の場合は廻し注ぎをするとお茶の濃さが均一になります。
そして、最後の一滴まで注ぐのがコツです。
最後の一滴はゴールデンドロップ。旨みが凝縮された一番美味しいひと雫です。
是非、気になる方のお茶碗に注いで下さい。にひひ
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…と、簡単ではありますが、お茶の淹れ方をご紹介させていただきました。

日本茶はお湯の温度とか、抽出の時間とか茶葉によっても違い、難しいイメージがあります。
ここで紹介させていただいた淹れ方も正解ではなく、
どちらかというとベターな淹れ方といった方が良いのかも知れません。
どんな淹れ方でも「美味しい」と感じて頂けたら、それが正解なのではないかと思います。

私は十数年前、異業種からこの業界に転職してきました。
この業界に来るまでは自分でお茶を淹れるどころか、お茶を飲みませんでした。
どちらかというとコーヒーが好きで…
しかしお茶について学んでいくうちに面白いと感じるようになり、ある日、自分が淹れたお茶を
飲んでくれた方が「美味しい」と言ってくれた事がきっかけで、お茶にはまりました。べーっだ!


こうしたきっかけ、ターニングポイントは、いつ自分に起こるかわかりません。
もしかしたら今日これから新しい自分を発見するかも知れませんよね!?

ブログを読んでいただき新しいお茶の発見があったら、大変うれしく思います。