茶匠 和田裕巳のお茶 「山のだるま」を淹れてみます。
この「山のだるま」は「山のお茶」をテーマにしていて、
山のお茶が持つ香気を感じることができます。
シックな黒い箱の中には…
３種類のお茶が入っています。
「本山梅ヶ島茶」 「朝比奈かぶせ茶」 「文山包種茶」
中でも注目なのが、「文山包種茶」です。台湾を代表する烏龍茶で、
日本の緑茶に近い親しみやすい味で、スッキリとした味と花のような香りのバランスが良いお茶です。
日本茶と烏龍茶の合組の経験は無いのでどんな味のお茶になるか楽しみです。
噂の…茶匠のレシピです。
個性の強いお茶をどんな合組でバランスよくまとめるのか…
茶匠の合組比率が気になります。
３種類のお茶を開けてみました。
それぞれ形状も香りも特徴があります。
茶匠のレシピに従ってそれぞれのお茶の分量を合組缶に入れていきます。
お茶が合組缶に入ったら缶を軽く振って缶の中のお茶を合組します。
合組が完了したら急須に茶葉を移しお湯を注ぎます。
若干高めの温度のお湯の方が香りが楽しめると思います。
茶葉が開いたら湯のみにお茶を注ぎます。
茶匠のレシピには湯量、お湯の温度、抽出時間が明記されているので、
おいしいお茶の淹れ方がわかります。
「山のだるま」の完成です。
まず感じるのは「花のような香り」です。
急須にお湯を入れた時からかすかに感じていましたが、日本茶にはない良い香りです。
お茶を飲んでみると最初は文山包種の味と香りがしますが、
後から朝比奈と梅ヶ島が追っかけて来る感じです。
日本茶と台湾烏龍茶のブレンドという大胆な合組ですがお互いの良いところを消さずに
バランスよく一杯のお茶にまとまっています。
是非この香り高いお茶を皆さんに味わっていただきたいと思います。
MIXCHA匠は plustea ネットショップにて販売中です。
和田裕巳さんです。
山間部を中心に熱意のある茶農家と連携し、特徴あるお茶作りをこころがけています。
静岡を代表する茶匠の一人です。
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