茶匠 前田冨佐男のお茶 「やすらぎの雫」を味わいたいと思います。
漆調の黒い箱は重厚感があります。
ふたを開けると鮮やかなブルーのラインが印象的です。
お茶を合組するための茶缶も目をひきます。
冊子の下からは、４種類のお茶がでてきました。
「やぶきた」 「おくみどり」 「ゆたかみどり」 「あさつゆ」
これらはお茶の品種名です。
「やすらぎの雫」は品種の合組をテーマにしたお茶です。
冊子の中から出てきました…
噂の…茶匠のレシピ
これさえあれば茶匠の味が再現できます。
お茶は、蒸し方や火入れ、お茶の品種や仕立て方によって味や水色（すいしょく）が様々です。
そんなそれぞれの個性を持つお茶をバランスよく合組してひとつのお茶にまとめる…
いわば茶匠は、オーケストラのタクトを持つ「指揮者」のような存在です。
レシピを見ると改めて合組の奥深さに気付かされました。
４種類の品種のお茶を合組していきます。
今回はレシピ通りに合組していきます。
合組の比率を変えれば自分流の音色が出るかもしれません。
４種類のお茶をそれぞれの割合で茶缶に入れたら、合組します。
今日は夕焼けをバックに茶缶を振って合組します。
タクトを振るようにっ
茶葉がよく混ざったら急須に移します。
あらかじめ湯ざまししたお湯を急須に注ぎ、ふたをして茶葉が開くのを待ちます。
最後の一滴まで注ぎきります。最後の一滴に旨みが凝縮されているんです。
「やすらぎの雫」ができあがりました。
コクがあり、香り高いお茶です。
丁度仕事終わりにいただきましたが、
その名の通り一日の疲れが心地よいものへと変わり、癒されました。
是非一度、「やすらぎの雫」をご賞味ください。
ＭＩＸＣＨＡ匠「やすらぎの雫」はplusteaネットショップで販売中です。
前田冨佐男さんです。
静岡を代表する茶匠の一人です。
２００２年にはＴＶチャンピオン「お茶通王」優勝、
２００３年には日本茶インストラクターインストラクションコンクール優勝と
数々の賞を受賞しています。
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