先日、久しぶりに試写会に行ってきました。
その映画が明日から公開されます。
【引き出しの中のラブレター】
ラジオパーソナリティーが主人公(常盤貴子)。喧嘩をし、仲直りもしないままだった父親が他界。しかし、亡くなった後に、生前父親が書いていた手紙が届くが、引き出しの中にしまったまま。
北海道の高校生から番組に投稿された手紙から、感情移入してしまう。
その背景には、祖父と父親の確執。二人の心を開こうと、心の奥底に隠されている"想い"をラジオを通じて相手に届けたいという企画を立てる。
単身赴任で不慣れな土地で家族のために働くタクシー運転手、親に反対される恋愛に悩む医師、シングルマザーの決意をした妊婦、、多くの人々がそのラジオに耳を傾ける。
伝えられなかった言葉がある。
そんな言葉を、聞いているかもわからない相手にラジオを通じて伝える。
僕らの青春期はラジオも流行っていました。
オールナイトニッポン
セイヤング
などなど聞いていましたね。
今は、「森本毅郎・スタンバイ!」くらいになってしまいましたが。
あらためて思うんです。
言葉の大切さ。
今はメールに載せてしまえば簡単に伝えられる。
どこでも携帯でつながる。
口に出してしまえば泡より軽くなる?
いやいや。
人とのつながりが希薄になってきている世の中、と言われますが、
あまりにも言葉をおろそかにしてしまってきたのではないかと。
<心で通じ合う気持ち>
なんて想いもあるかもしれませんが。
親でも恋人でも夫婦でも。
どこまでわかり合えているかは疑問です。
やっぱり伝えたい気持ちは声に出して伝えるべきではないかと。
じわじわと心に染みる作品でした。
上映中はすすり泣く声が。
上映後もハンカチを手にした女性が多くいました。
- 引き出しの中のラブレター/新堂冬樹
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
- 椛~momiji~(初回生産限定盤)(DVD付)
- ¥1,298
- Amazon.co.jp
- 椛~momiji~
- ¥1,020
- Amazon.co.jp
主題歌も良いです。
できれば、「言葉」について少しUPしていこうと思います、