サッカー部の生徒の裂傷も含めてあらためて、応急処置の重要性を感じました。
切り傷等の処置としては、概ね、消毒→ガーゼや絆創膏などでの処置っていうのが一般的ですよね。
しかし、自転車選手の中ではラップ療法が一般的でした。
それを目にしたのは数年前。
僕も外傷に対しての専門医ではないので、以前よりいろいろと調べてはいたんですが、やはり、消毒&乾燥の一般的な傷の手当は、今では「百害あって一利なし」のようですね。
水道水で洗い流し、乾かさない。(ちょっと表現を簡素化しすぎていますが・・・)
が常識なんですよね。
止血が完全とはならずに仕方がなかったのですが、縫った後の消毒などの処置が良い方向に出ていませんでした。
止血さえできればですが、ワセリンなどを利用したラップ療法が適切な処置だったように思います。
必要な備品もメディカルバックになく、持ち合わせてもいなかったので、ベターな選択をしたつもりですが・・・。
金曜日に確認したところ、傷口の治りが遅く、生徒と相談をして処置を変更しました。
その後の経過は後日確認をしたいと思いますが、また勉強をさせてもらいました。
そして、以前、「ブレッサ相模原 」の練習を見学していた際に、一人の選手が捻挫をしてしまったのです。
アイシング用品が揃っていたのも幸いし、テーピング&アイシングをしてあげました。
時に火曜日だったと思います。
なかなかレギュラー出場の機会に恵まれず、土曜日にはチャンスがあっただけに本人も悔しそうでした。
しかし、直に応急処置ができたおかげで、大きな腫れや変色もなく、順調な経過をたどり、土曜日の試合に間に合ったと聞きました。
もちろん、万全の状態ではないものの、その経過の順調度にはスタッフも驚いていたようです。
たまたま居合わせたとはいえ、このような話を耳にすると嬉しいですね。
彼の今後の活躍に声援を送りたいと思います。