うちから自転車で10分くらいのところに
古本屋さんが新しくできました。
無垢の杉板張りの平屋で
土壁に漆喰というかなりこだわった
店舗つき住宅で
小さな店舗ですが内装も本棚も
すべて無垢の板というナチュラルさで
おもわず立ち寄りました
中は・・やっぱり古本特有の臭いや
消毒?っぽい薬品臭がしてダメでしたが
外にワゴンや小さな書棚があって
そこを物色してきました。

これが200円であったので
まあ読んでみておいても良かろうと購入しました

体からアレルギーが消えていく 完全無添加住宅の作り方/東京書店

¥1,000
Amazon.co.jp


無添加住宅の社長である秋田氏が書かれた本ですので
基本宣伝本です('-^*)/
ですが、ですが
現在の標準的な日本の住宅建設につかわれている
建材の何がどう危険なのか
ということがとても判りやすく整理、解説されてます。
それとシックハウスや化学物質過敏症が
どんな病気でどういうメカニズムで発症するか
ということが建材の危険性と関連づけて
詳しく書かれてあって
今更ながらに、ああそうなのかあと
気づかされることがたくさんありました。
幾つかの点で疑問に思うこともありましたが....


無添加住宅さんでリフオームをされた患者さんのお宅を
見学させてもらったり
カタログを見たりしたことはありますが
私自身が無添加住宅さんの建材などサンプルを
試してみたりしたことはないので
皆さんにお勧めするというのではないですが
CS患者さんでこれから
リフォームや新築をする予定のある方で
もし手にする機会があれば
建材や業者選びの参考の一つとして
読んでみるのはいいかもしれないなと感じました。
発症してないご家族に読んでもらうと尚よさそう・・・

無添加住宅の新築やリフォームで
安心して呼吸のできる住空間を手に入れた方もいらっしゃれば
サンプルの時点でどれもダメだったという方もいらっしゃるし
無添加さん以外でも
天然素材にこだわった工務店や設計事務所、大工さんは
地域地域にいらっしゃるはずですので粘り強く探されると
良い出会いがきっとあると思います。

無添加住宅もフランチャイズ化されており
従来の危険な建材を使う住宅も建てながら
無添加仕様の家も建てている
という工務店さんもたくさんあるときいたりします。
なので、それぞれの工務店で
建材の安全性や化学物質過敏症についての認識度が違っている
というようなことも耳にします。
その他の本も合わせ読んで
自身も勉強してじっくり話し合いながら
慌てず時間をかけて建てる、リフォームする、といいですよね

・ってこの本
古本屋の店主が蔵書だった物だったりして・・?(笑