みなさんを、ハラハラさせてしまいましたね。
結論を先にのべると 「蜂と共存してみることにしました」
理由をあげますね。

* 巣の形からコガタスズメバチではないかと思われます。
  キイロスズメバチと比べて攻撃性が弱いということは、
  知らずに何度も倉庫の扉を開閉しても攻撃されなかったことと合致します。

* pkkumyyさんがコメントしてくださったとおり、巣は一年で使い捨てられます。
  女王蜂が巣を離れる11月まで気をつければ、蜂はいなくなって戻ってくることはありません。 

* スズメバチは巣に近づきすぎたり、衝撃を加えなければ人を襲うことがないようです。
  ここの倉庫はガーデニンググッズを中心においてあり、他で代替がきくものがほとんどで、
  少々不便ですが 数ヶ月ならば 使用できなくても問題ありません。

* 近隣への被害について心配がないこと
  隣接するお宅にとっても庭の一番端にあたり、
  しかも週に1~2度来られて数時間を過ごされるだけなので
  よほどのことがない限りご迷惑をおかけすることはないだろうと考えています。

スズメバチ=攻撃性が強い=刺されたら死亡する
どうやら、マスコミが騒ぎすぎたために、恐怖心をあおられてしまっているようです。
確かに、アナフィラキシーを起こして死亡する人はいますが、ほんの一部のひとであって、刺された人がみんな死んでしまうわけではありませんし、知識があり、気をつけて対応すれば刺されることも稀です。万が一刺されてアナフィラキシーを起こしても、一時間以内に病院で処置を受ければ死に至ることはないようです。

スズメバチが、もしも人間にとって危険なだけだったら、どうして軒先に縁起がいいからと、その巣を飾ったりしたのでしょうか?スズメバチは、毛虫などの虫を補食します。農家にとっては、作物につく害虫を食べてくれる益虫でもあったのです。また、スズメバチの幼虫は「はちのこ」といって、山間部に住む人達の貴重な動物性の蛋白質として、日本全国でごく普通に食べられていました。(私は、海育ちなので食べたことがありませんが)人間にとって、とても有用な昆虫だったわけですよね。

マンションなどの集合住宅のベランダや、頻繁に出入りするドア付近に巣がある場合は、駆除が必要だとおもいますが、今回はこのまま観察しながら、共存してみます。なにか、不都合が生じてしまったときに、巣を取り除くことにチャレンジしようと思います。以前にスズメバチを漬けこんだ焼酎をくださった方が取り方をご存知のようなので、お会いする機会があればきいておこうと思います。

ということで、バトルを期待していた皆様~ごめんね~。
アドバイス、コメントありがとうございました。
スズメバチに関して何か情報があったら、また随時書いていきます。