文化の日とやまと言葉 | ミックスココアのひとりごと

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気ままに思いついたことを折々に

昭和21年11月3日に日本国憲法が公布され、

憲法の趣旨の「自由と平和を愛し文化をすすめる日」を記念して、

「文化の日」と定められ、その半年後の昭和22年5月3日に

憲法の施行を記念して「憲法記念日」が制定されました。

 

日本の文化と言えば、

着物・和紙・陶器等々

有形無形の文化財も沢山ありますが

日本語も日本の文化だと思います。

 

日本語は、

主に三つの言語、やまと言葉・漢語・外来語で成り立っています。

漢語は、中国から伝わった漢字によって表記される言葉で

四字熟語など

外来語は中国以外の国から伝わった主にカタカナで表記される言葉で

カステラやケーキなど

そして、やまと言葉は、主に訓読みであらわされる言葉

日本古来のこのやまと言葉を大切にすることも

日本の文化を守ることになるのではないでしょうか

 

奥ゆかしく、雅な趣の言葉をいくつか

思いつくままに挙げてみました

 

故郷→ふるさと

結局は→つまるところ

意外・案外→思いのほか

残念ながら→惜しむらくは

妥協する→折り合う

仲裁する→とりなす

期待する→心待ちにする

ご遠慮なく→お心置きなく

夕刻→たそがれどき

普段→常日頃

永遠に→とわに・幾久しく

等々

 

聞いた事の有るやまと言葉がまだまだたくさんあると思います

「故郷(こきょう)」と「ふるさと」は同じ意味ですが

その受ける印象や雰囲気は違うように感じます

 

勿論、音読みの熟語でなければ表現できないような言葉もありますし

外来語と言えども

もうほかの言葉に置き換えることのできないカタカナ語もありますが

いわゆる「訓読み」の言葉で言い表せないかちょっと考えてみて

使える大和言葉があれば、心掛けて使ってみてはいかがでしょうか

 

聞く相手に与える印象が随分違ってくると思います