私は公共の交通機関を滅多に利用することなく
車に乗らない日はないくらい
ほとんど毎日運転しています。
サラリーマン時代もそうでしたが
現在も通勤は車です。
出社とか出勤とかっていうと
なんか会社員みたいですが
出社の”社”は神社です
自宅が神社ではないですから
助勤に行ってます神社への出社は
やはり”出勤”ということになりますね
と、そんなことはともかく、
毎日車に乗っていますと
交通事故の現場を通過することも
しばしばあります
今朝、出勤途上、
赤信号で止まった交差点の横断歩道の手前で
信号が変わるのを待っている時
すぐ、ホントにすぐ目の前で
横断歩道を青信号で通過している自転車に
車がぶつかりました!!!
その瞬間を目の前で目撃したのですが
自転車の女性はもんどりうって転倒、
自転車の前輪がひしゃげて歪み
自転車の前かごの荷物は道路に散乱…
すぐに衝突した車の運転手が降りて
女性に駆け寄り、倒れている女性に声を掛けてますが
すぐには起き上がれません
その時、何というタイミングでしょう
その交差点にパトカーがたまたま通りかかって
一瞬で事の次第を察したパトカーから降りた警察官が
信号待ちの車も青信号の車も
交差点の全ての車を停止させて
駆け寄ってきました
前後左右のどの方向のどの車のドライバーも
今まさに目の前で起こった交通事故に
呆然として
信号が変わっても発進もできずにおりましたけど
はっと我に返って、助けに行こうかと思っても
もう既に警察官とその車の運転手と
歩道上の人たちが対応しておりますので
何もすることもなく一部始終を見てましたが
その加害者の車のボディーには○○病院ってペイントが・・・
パトカーがたまたま通りかかったタイミングといい
目の前の事故を目撃したのは久しぶりです
そんな事故をみて
自分が被害者になった交通事故を思い出していました
25歳の時です
片側1車線の見通しの悪い山道で
追い越しのために反対車線を走行していた対向車が
正面衝突してきました
見通しの悪いカーブですし前方見えませんでしたし
目の前に車が突然現れた
と、思った瞬間にはもうぶつかってました
車のフロント部分はエンジンまでひしゃげるほどの衝撃で
勿論、自分の車のハンドルに顔面を強打し
ハンドルと自分の歯とで
顎を裂傷、前歯3本折れて…
一瞬何が起こったのか分からなくて
どれくらいの時間が経ったのか分かりませんが
胸の痛みと息苦しさにふっと我に返り、
胸のあたりが生暖かいので
胸に手を当ててみると自分の鮮血で手が真っ赤
それから唇に違和感を感じて
口に手を当てると
なんと、自分の口が二つある!
下唇の下をざっくりと12針も縫う裂傷ができていて
じわじわ痛みが強まってくるのです
事故直後の現場をたまたま通りかかった車の運転手が
警察と病院に電話連絡して下さったようで
どうすることもできず車の中でうめいておりましたら
先ず救急車が到着しました。
状況を一瞬で判断した救急隊員さんに
ストレッチャーに乗せられて
救急車に乗せられて
さあ、後ろのドアを閉めてこれから救急搬送だっていう
直前にパトカーが到着しました
パトカーから降りてきた警察官、
救急隊員を呼び止めて
今、まさに出発しようという救急車の中の
血だらけの私に向かって
なんと言ったと思います?
『免許証見せてください』
これって、あり?!
怪我人の搬送よりも
職務質問の方が優先するんですか?
搬送された病院で後からいくらでも確認できるじゃないですか!?
救急搬送された病院では
麻酔が効き始めるのを待つのももどかしく
いきなり下唇の下の顎の裂傷箇所の縫合手術
もう、痛いのなんのって、
死ぬほど痛かったです
3週間ほど入院して
退院してから今度は
折れた3本の前歯の差し歯治療のために通院です
手早い細かい縫合手術のおかげで
傷跡はそんなには目立ちませんし、
差し歯も丈夫で長持ちしてます
あ、相手の19歳(当時)の加害者は
膝の皿を損傷する怪我で、
私の車は修理不能のスクラップとなりました
今日の事故をみて
そんなことを思い出しながら
毎日乗ってる車だけど
気を緩めることなく一瞬の不注意もないように
安全運転に心掛けようと
気持ちも新たに致しました
長い文章最後までお読みいただきありがとうございました
車を運転される皆さん
運転中はくれぐれもモバイル・携帯電話の使用をしないように
気を付けましょうね