”缶詰”というと、何の缶詰を連想されますか?
サケ缶?桃缶?
実は私、3日間、ほぼ缶詰です~
御承知の通り、10日は全国の戎様をお祀りする神社で
戎祭りが斎行されております
その神社にお手伝いに御伺いしております。
つまり、”えべっさん”です。
9日が宵戎、10日が本戎、11日が残り戎等と呼ばれて
3日間、商売繁盛を御祈願される
法人企業・個人事業所様等、
業種を問わず大勢の参拝者様で賑わいます。
熊手や福笹等の吉兆品を販売する福娘さんはもちろん
それらの縁起物をお買い求めになられた崇敬者様の
御祈祷依頼で、斎主である神職と、御神楽を舞う巫女さんは、
大忙しです
この多忙な時期、商売繁盛の御祈祷で、
巫女さんが舞うお神楽のことを
てんてこ舞いと言います(嘘です)
冗談はさておき、
9日の御祈祷は54件
10日の御祈祷は多分100件を超えていたと思います
11日は、土曜日であり、
何件くらいの御祈祷をこなさなければならないのか
予想がつきません…
私ともう一人、二人の神職が交替しながら
朝8時30分から夜9時過ぎまで
時折、宮司様にも代わっていただきながら
延々と、家内安全・商売繁盛・企業繁栄の御祈祷を繰り返しております…
昼御飯・晩御飯のお弁当をいただくのも
そこそこに、ほぼゆっくり休憩する時間もなく
ほぼ缶詰状態で、実は頑張っております
頑張ってますが
何十回も同じ御祈祷を繰り返しておりますと
フッと頭が真っ白になることがあります
縁起物をお祓いし商売繁盛を御祈祷するわけですから
企業名やお名前を、
絶対に読み間違えてはいけません
分かっているつもりでも念には念を入れて
読み仮名・振り仮名を確認させていただいて
祝詞を奏上しておりますので、
体力の消耗というより気疲れで肩凝って疲れます
腰は痛いし、脚も痛いし…
けど、それでも一生懸命御奉仕させていただいております~
そして、御祈祷終わる度に
こんなご挨拶をさせていただいております
「以上をもちまして、家内安全・商売繁盛・会社発展の御祈祷を
滞りなくご斎行申し上げました。
真心こめて祝詞を御神前に奏上し
事業のご発展をご祈念申し上げました。
今年が昨年以上に更によい年になりますように
お祈りいたしております。
本日はようこそお参りくださいました。」
「うま年だけに、すべてうまくいきますように・・・」なんて、
ベタなご挨拶は言ってません~