お店のネーミング | ミックスココアのひとりごと

ミックスココアのひとりごと

気ままに思いついたことを折々に

何か月かぶりに

床屋・散髪屋・理髪店に行きました。


うまい・安い・早いといえば

吉野家の牛丼のキャッチコピーですが

この理容店は、安い・早い…

ここまでは同じなのですが

うまい→旨い→上手い…ではないような~


とにかく早くて安いので

よく、理容→利用しています。

(すいませんダジャレです)


で、この行きつけの理容店

カットハウス=○○と言います


あの、赤と青と白の三色の

イルミネーションが置いてあるから

理容店とわかるのですが

カットハウスなんておしゃれなネーミングだけ聞いて

ハムかチーズをカット売りしてるお店かと

思う人はいませんよね~


カットハウスが理容店って判りますが

じゃ、パーラーって聞いて

何のお店を想像されましたか?


資生堂パーラーをすぐ思い出しましたが

フルーツパーラーのイメージがあるので

スイーツのお店か

喫茶店を想像されましたか?


会社の近くにあったのです

パーラー=○○、

実はパチンコ屋さんでした。

なんでパチンコ屋さんがパーラーなんでしょうかね


ところで難問です

ボディショップ!

このお店は何だと思われますか?


最初店名だけ聞いたとき

ボディスーツでも売ってるのかと思いました~


ボディショップ

このお店は

自動車の板金塗装修理業者さんでした。

ボディとは自動車のボディのことだったのです。


YENショップって

日本円を売ってるのかと思っちゃいました~?


まぁ~しかし、色々あれこれ

ネーミングに工夫されるのはいいのですが

おしゃれ過ぎて

店名聞いただけではわからないです~


ところで話し戻りますが

床屋・理容店の店先で

ぐるぐる回っている

赤と白と青の三色の看板塔、

あの三色に

由来・いわれがあるのをご存知でしたか


赤が動脈・青が静脈・白が包帯を表しています


パリの外科医メヤーナキールが

1540年に創案し

彼の医院の看板に用いていました


その昔、理髪師は外科医を兼ねており

理髪師が、おできの膿の切開、

脱臼・骨折治療、抜歯、

蛭を用いた高血圧の治療等を行っていました。


一方、大学で教育を受けた医師もいましたが

その人数は僅かで、

彼らは「長服の外科医」と呼ばれ

「短服の外科医」である理髪師と

区別されていました。


時代を経て

「長服の外科医」である医師が増え

やがて、

理髪師は散髪だけをするようになったのですが

三色ねじり棒のあの看板塔は

理髪師の看板としてそのまま残りました。


それが日本に伝わり

床屋・理髪店の看板として

ずっと今日まで使用されているのです。