昨日、或は今日から
仕事始めという方が多いと思います。
仕事始めの日、
まず出社したら、会う人会う人
お互いに、「あけましておめでとうございます」の
ご挨拶から始まります。
社内の人に一通り年始のご挨拶が済んだら
今度は外回りです。
お取引先、お客様、関係先へ年始の挨拶回りです。
そんなわけで、今日も
道路は年始の挨拶回りのための車で大渋滞・・・。
ところで、ちょっとその場で立ち上がって
普段通りに、
目の前の相手(仮想)に向かって、
「おはようございます」と
「ご挨拶」してみていただけませんか?
「おはよ・・・・」この「よ」のことばを言ってる時は
目線はどこに向いてましたか?
もし、自分のつま先の床を見ながら
しゃべっていたとしたら
それは「同事礼」というお辞儀のご挨拶です
あなたは床に向かっておはようって挨拶するのですか
違うでしょう~
目の前の相手に向かって
ご挨拶するのでしょう?
だったら、
ちゃんと相手の目を見てまず「おはようございます」って
言葉を発してから
そのあとで、相手に対してお辞儀をしなきゃ?!
こう教えられました・・・
以来ずっとこのマナーを心がけています。
このお辞儀の仕方のご挨拶を
「語先後礼(ごせんごれい)」といいます。
しかし、これがなかなか難しく
ついつい言葉とお辞儀が同時になってしまいがちです。
お辞儀の正式なマナーは「語先後礼」だと
教えているマナー教室もあるのですが
しかし、「同事礼」のご挨拶をされる方の方が
やはり多いです。
ですから、例えばセミナーなどの会場で
講師の先生の挨拶に向かって
全員で挨拶を返す等という場面では
周りに合わせた挨拶をしないと
一人だけタイミングがずれてしまう
と、いうことにもなりかねません。
しかし、一人でご挨拶される時には
是非、心がけて
「語先後礼」のご挨拶を
なさってみてはいかがでしょうか
そのほうがずっと好印象ですよ
今日、年始のご挨拶の様子を見ていて
ふっと、そんなことを感じました。