名刺のマナー | ミックスココアのひとりごと

ミックスココアのひとりごと

気ままに思いついたことを折々に

お取引先を訪問して

或は来訪者にお会いして

初対面の相手と、まず何をしますか?


握手?ハグ?

欧米か!?


違います!


名刺交換です!

名刺交換のマナー、ちゃんと守れてますか?


まず、座ったままの名刺交換はマナー違反です。

相手が座っていても自分は立って、

自分が座っていても立ち上がって、

会社名と部署と名前を言いながら

両手で差し出します。


片手で渡してはいけません。


この時に、名前や会社名が指で隠れないように

気を付けてください。


相手側から読めるように、

差し出す名刺の向きにも気を付けてください。


ついでに言うと

のし袋、金封などを手渡すときも

書いてある文字を相手に向けて

渡してください。


さらについでに言いますと

神社にお参りしてご祈祷をお願いするとき

例えば、七五三や厄祓いや合格祈願などの

ご祈祷料の支払いですが

現金を剥き出しで支払うのは実は失礼な作法です


白い封筒や半紙に包んで

表書きに、初穂料もしくは玉串料と書いて

受付にお渡しください


”支払う”とは言わずに

”納める”と言います。


筆記具を持ち合わせていなければ

表書きは何も書いてなくてもいいですが

せめて現金を剥き出しでお渡しすることのないように

できるだけ金封袋は事前に用意しておきましょう


さてさて、名刺の受け渡しの話に戻りますが

受け取る時も両手で受け取ります。


それから、難しい読み方の名前なら、

(”小鳥遊”と書いて”たかなし”と読む

そんな難解な苗字もありますし…)

「恐れ入りますが、

なんとお読みすればよろしいのでしょうか?」

と、名前の読み方を訊ねる事は

失礼にはなりません。


むしろ、何日も経って

後から聞くことの方が失礼になります。


相手からいただいた名刺は

すぐに名刺入れにしまわないで

商談中・会談中は自分の名刺入れの上に乗せて

テーブルの右側に置いて

時折相手の名前を確認しながら

会談中時折名前でお呼びして

名前を覚えてしまうようにしましょう。


やってはいけないマナー違反は

名刺入れを持たず、

いただいた相手の名刺を

直接ポケットや鞄の中にしまい込むこと


男性の場合

名刺入れはズボンのポケットではなく

胸のポケットに入れておきましょう


いただいた名刺を床に落とすこと


いただいた名刺に

相手の目の前でメモを書き込むこと


いただいた名刺を指でこねくり回して

もてあそぶこと


いただいた名刺をしまい忘れて

テーブルの上に置き忘れて帰ること


もうそんなことをしたら

せっかくの商談は不成功に終わってしまいます。

もう二度と相手は会ってもくれないかもしれませんよ


それから、

今度会ったときに

相手の名前間違わないように気をつけてくださいね


”幸子”さんは「さちこ」さんでしたか?

「ゆきこ」さんでしたか?


”金丸”さんは、「かなまる」さんでしたか?

「かねまる」さんでしたか?