献血拒否? | ミックスココアのひとりごと

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気ままに思いついたことを折々に

ご心配おかけしましたが、

何とか起き上がって今朝は出勤いたしました


沢山のお見舞いのメッセージ

どうもありがとうございました


が、やはり、イマイチの体調で

半休にして、午後に帰宅しました。


咳が止まらないので

マスクはしているのですが

風邪を他の人にうつしてはいけないと思い

帰ってきました。


体温計りましたが熱はなさそうです。


ところで、

今朝のニュースで残念な記事を見ました。


「東京都赤十字センターが都内で献血しようとした

福島県いわき市の男性に

原発事故による放射線被ばくを理由に

献血を断った」というニュースです。


ただでさえ原発からの避難指示で

避難所暮らしを強いられている

原発被害者の方々に

理不尽な不安感をいたずらに与え、

風評被害の誤解を与える

無神経な応対でした。


献血に訪れた男性とそのご家族の心情を思うと

あまりにもお粗末な対応に心が痛みます。


一人の検診医の言動とはいえ

復興援助に際して

ある意味、中心的な役割を果たすべき

赤十字の対応だけに

配慮を望みたいところです。


赤十字のホームページには

さっそくこの件に関して

お詫びのメッセージが掲載されていました

が、「説明不足」で、

「ご迷惑をおかけしたことをお詫び」しますとの表現って

うわべだけの謝罪ですよね


献血を希望された方の

「心を深く傷付けてしまった」ことに対して

深くお詫びすべきだとおもうのですが・・・。


原発事故に伴い

警戒区域、計画的避難区域、

および、緊急時避難準備地域からの避難者からの献血は

通常通り、献血の受け入れに何の支障もありません。


この地域の方々はそれ以外の地域の方々と

なんら区別なく献血いただける方々です。


被曝に関してのみ言えば

ご自身の健康への影響を考慮して

献血をご遠慮いただく方は

福島第一原子力発電所の「作業従事者」のうち

被曝線量の通算が100ミリシーベルトを超えた方だけです。

(最終被曝の日から6か月間)


赤十字さんへ

善意の人の気持ちをもっと大切にしてほしいです



≪ご参考に≫

献血をご遠慮いただく場合

*特定の病気にかかったことのある方

*服薬中・妊娠中・授乳中・発熱などの方

*エイズ・肝炎などのウイルス保有者

*輸血歴・臓器移植歴のある方

*6ヶ月以内にピアスの穴をあけた方

*6ヶ月以内にいれずみを入れた方

*一定期間内に予防接種を受けた方

*出血を伴う歯科治療をした方

*海外旅行者・海外で生活した方

*クロイツフェルト・ヤコブ病の方

(詳細は直接確認してください)

(赤十字ホームページから転載)