場当たり的その場しのぎとしか言いようのない対応
しかも遅い
住民感情逆なでの非常識発言連発
統率力・責任感なし
面子や体面にこだわり本質を誤認、指導不足
このところずっと読み返してみれば
そんな批判内容の記事ばかり書いてきてしまいました
一日でも早くすべての行方不明者が見つかり
一刻でも早くライフラインがすべて回復し
避難所生活から仮設住宅に住めるようになり
きちっとした形で犠牲にになられた方を
弔うことができるようになりますように
そんな願いで、
そんな思いで
日々のニュースを聞いています。
昨日の新聞のコラムに
こんな記事が載っていました。
引用させていただきます。
≪野原で遊んでいた二人の子供、
一人が深い穴に落ちてしまいました。
助けを呼びに行った子供が
こう言いました。
「○○ちゃんが、
高い穴に落ちた!」≫
普通はこう叫びませんか
「深い穴に落ちた」と。
深い穴は、
地上にいる者が上から下を見た目線です。
ところが、穴の底からの目線では
高い穴になるのです。
目線とはそういうことなんですよね。
被災者の立場になってとか
被災者の目線でとかって言いますが
深い穴に落ちた人を引き上げるのではなく
高い穴に落ちた人を
押し上げる助けが必要なんです
相手の立場になってとか
相手の身になってとかってよく言いますが
それは言葉で言うほど
それほど簡単なことではありません
そんな意識が少しでもあるのならば
東京電力も政府も首相も
被災者の神経を逆なでするような発言が
軽々しく出てくるはずはないと思うのです
残念です
本当に残念です。