昨日の記事の続きです
2011/3/26
今日も終わりました。
宮城県の夜空は空気が澄んでるから
星がとても綺麗です!
北斗七星がハッキリ見えます、
ただ大変寒いです、まだ雪が降ります。
遺体の方も傷みがひどくて
なかなか身元が判明しません
今日の僕達の遺体搬送は
1日かけて30体でした、
街の葬儀場に運ぶのですが、
警察と葬儀屋さんとの身元確認、
遺族との確認に時間がかかり
なかなか運び出せない状況でした、
仕方ないことです、
遺体の身元確認の手がかりがないのです。
ある民家で見つかった遺体は
その家の人てはないのです、
また田んぼの中から発見された遺体も
どこの人か手がかりなし
警察には身元不明、
名前不明で書類に記入して遺体を運びます。
今回の津波は地元の人の話しだと、
高さが十数メートルあったそうです、
海岸線の防潮林が隠れる波の高さだったそうです。
また、
軽トラックで避難してたオジサンは
波に追いつかれ波に車が押され、
スピードが100キロ近くになって、
かろうじて助かったそうです
自然の恐ろしさを知りました。
明日も捜索と遺体搬送です、
ガレキとの戦い、
遺体のある確証はないので手探りです。
長期戦です、
阪神淡路震災の比ではない被害状況です。
遺体発見はとても気の毒で辛いです、
もっと辛いのが、
子供の遺体を収容したときです、
かわいそうで涙が出ます。
時には親子で発見収容の時もあります。
どうしても自分の子供にダブってしまって
本当に辛いです。
亡くなった人達のご冥福を祈ります。
一日の活動を終えて
疲れているのにもかかわらず
私物の携帯電話しか通信手段がない中、
暗闇で懸命にメールを送っていただいたようです
頭が下がります・・・