自衛隊員の派遣手当 | ミックスココアのひとりごと

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気ままに思いついたことを折々に

毎日厳しい寒さの中

被災地で行方不明者の捜索

ご遺体の捜索・収容活動に従事されている

警察官、消防・自衛官のご苦労に

頭の下がる思いです。


きれいなご遺体でないことは

想像に難くありません。


悪夢にうなされるような

辛い仕事かもしれません。


自衛隊の違憲論争では

戦闘能力を持つ自衛隊が

紛争解決手段としての戦争放棄をうたった憲法第9条に

違反するのでは、という論点だったと思います。


枝葉末節の判断の相違点はともかく

国難ともいうべき今回の大震災において

自衛隊の活躍は不可欠であることに変わりはありません


災害救助・国際協力などの任務は

充分必要とされる存在意義のある任務だと思います。


ところで、新聞に自衛官の手当の記事が載っていましたので

少し調べてみました。


1954年に設置された自衛隊は

あくまで国を守るための組織なので

法律上は軍隊とはされていませんが

実質的には戦闘能力を持っています


その自衛隊の隊員が自衛官で

防衛省職員で、特別職の国家公務員です。


陸上・海上・航空の各組織および、

統合幕僚監部所属の自衛官合わせて

約24万人です。


そのうち陸上自衛隊は約15万人です。


さて、自衛官の給与は

「防衛省の職員の給与等に関する法律」

という法律で詳細に規定されています。


一番下の

2等(陸・海・空)士1号俸で

159,500円から

階級と号俸によってピンきりです。


士・士長・曹・曹長・准尉・尉(3等・2等・1等)・

佐(3等・2等・1等)・将補・将。


おおむね初任給が16万円程度

25歳で21万円、

30歳で27万円、35歳で33万円、

40歳で40万円くらいのようです。


ところで特別手当です。

災害派遣手当は

捜索救助の場合の支給額

一日1,620円

退去命令の出ている区域や

被曝区域での活動支給額一日3,240円


遺体の収容従事手当は

一日1,000円

損傷の激しい遺体の収容の場合一日2,000円


過酷な任務に携わっていただいている

自衛隊員の派遣手当、

高いと思われますか?

低いと思われますか?


過酷任務に報いる妥当な金額への

増額を検討中とのことです。


一日わずか1,620円の加算手当で

報われるようなそんな楽な仕事ではない!

低い!

低すぎる!!