営業の世界では
その営業成績の業績評価はつきものです。
販売部門の業績も
一人一人の営業マンの販売成績の集積です。
営業マンは自身の業績に一喜一憂することになります。
毎期の成果、毎月の成果
場合によっては
毎日の成果が発表される組織もあるでしょう。
他人が華々しい成果を挙げると
「あの人は運がいい、
あの人はなんてツイてる人なんだろう」と、
うらやむ人がいます。
他人の成果を手放しで喜べる人は
多くはないかもしれません。
それどころか、公然と、聞こえよがしに
他人の成果をねたむ人さえいます。
その挙句、
自分はなんてツイてないんだろうと嘆く始末です。
しかし、その人が成果を挙げることができたのは
理由があるのです。
運がいいとか恵まれたとかが原因なら
そんな成果はいつまでも続かないのです。
小さな成功を何重にも積み上げた結果なのです。
運やツキだけで成功できるものではないのです。
人の成果を羨む前に
彼がどれほどの数々の努力を払ってきたことか
自分の努力不足を恥ずべきなのです。
ねたみ(妬み)、
ひがみ(僻み)、
そねみ(嫉み)、
うらやみ(羨み)、
やっかみ、
この五つの「み」は
≪ごみ≫です。
≪ごみ≫を言う前に
努力を惜しんだ自分自身を省みることです。
成功は突然やってくるものではなく
努力の積み重ねによって、
来るべくしてやって来たものなのです。
人の成果を羨んでみたって
自分が成功できるわけではないのです
自分の努力不足を認識することから
成功への道はスタートするものなのです。