今日、3時の休憩時間に
少し過ごしやすい気温だったので
スタバの外の道路に面したテラス席で
コーヒーをいただいておりました。
ぼーっとしながら
道路を歩いている人を眺めておりますと
向こうの方から
いかにもリクルートファッションの
黒いパンツスーツのうら若い女性が
何やら口にくわえながら
歩いてきました。
うん?って感じで眺めておりますと
どうやら手前のコンビニで買ったと思われる
菓子パンを食べておられました。
頭の中に言葉が浮かんできます・・・
「あらら、パン、食べながら歩いてる・・・」
「あらら、歩きながら、パン食べてる・・・」
この違いってなんだろう?
って、ふとそんなことを考えてしまいました。
もちろん、いわゆる言語学的には
食べることが主体なのか、
歩くことが主体なのかの違いなのでしょう。
例えば、
「雨は、やみそうです」という場合と
「雨が、やみそうです」という場合の違いです。
「雨≪は≫やみそうです」って言った場合は
その後に、
「けど、風はやみそうにありません」
という言葉が続くと自然ですよね。
一方、
「雨≪が≫やみそうです」といった場合は
その後に
「だって、晴れ間が出てきましたから」
と続けば自然ですよね。
思ったのです。
言葉はツールです。
いったい一日どれぐらいの時間、
言葉と接しているのでしょうか?
文字を読み、
声を聴き、
話をして・・・
空気のように言葉と接しているのですが、
そういえば、
職場で仕事の会話をしているときに
質問の仕方が下手な人がいます、
そう思えば上手な質問の仕方をしてくる人もいます。
最も効果的なコミュニケーションツールである
言葉の使い方が上手な人と
それほどでもない人と・・・
言葉の使い方一つ間違えただけで
成立するはずの商談が失敗に終わってしまったり
不適切な言葉を使ったばかりに
人間関係を壊してしまったり
言わなくてもいいことを言ってしまって
相手に不愉快な思いをさせてしまったり・・・
例を挙げれば枚挙にいとまがありません。
言葉遊びを楽しんでふざけている場合は
どんな言葉を使っていてもいいのでしょうが
ビジネス社会では、それは許されません。
たった一つの言葉が
致命傷にもなり
効果的な切り札にもなります。
日頃何気なく使っている言葉を
もっと大切に
しかも上手に使える大人になりたいなと
コーヒーを飲みながらそんなことを考えていました。
今日は、
あまりお役にたたない内容のブログ記事で
申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。