季節はずれな話題ですみません
紫外線のお話です。
なぜ今日、紫外線のお話かというと
1810年1月23日、ドイツの科学者
リッター博士が亡くなりました。
このリッター博士が
1801年に、紫外線を発見したのです。
ところで、UV化粧品って
使っておられます?
UV=ウルトラバイオレット=紫外線です
さて、この紫外線・・・
以前、母子健康手帳に
「日光浴のすすめ」
という項目がありました。
ところが1998年にこの項目が削除されました
紫外線がただ単に日焼けの原因にとどまらず
もっと恐ろしい病気の発症率を高めることが
わかってきたからなんですね。
地上に届いている太陽光線は
次の3種類です
*赤外線
*可視光線
*紫外線
さらに紫外線はその波長によって
3種類に分類されています
紫外線A(UV-A)(波長長い)
紫外線B(UV-B)(波長中間)
紫外線C(UV-C)(波長短い)
波長の短い紫外線ほど
皮膚への影響力はより強くなりますが
紫外線Cは標高の高い山頂に
ごく一部届いています
さて、紫外線の悪影響ですが
シミ・シワ・たるみの原因
免疫力の低下
白内障・皮膚がんの発症率のアップ です
日光浴をすると風邪をひきにくい・・・
といわれたのはもうもう一昔以上も前のことで
何の根拠もないことがわかってきました
風邪をひかないどころか
免疫量が低下するため
かえって風邪をひきやすくなります
小麦色に日焼けした健康的な肌・・・・
が、単純に決して健康的でないことも
その後の研究で明らかになりました。
日焼けしたときに
赤くなるだけで褐色にならないのは
メラニンを合成する能力が低いのですが
そんな人ほど紫外線を浴びた時に
遺伝子が傷つき
皮膚がんになりやすのです。
夏に紫外線量は増えますが
冬でも雨の日でも日影でも
年中紫外線を浴びています
しっかりとしたUVケアで、
美容対策だけでなく
白内障・皮膚がんの防止にも
気を付けたいものですね。