考える! | ミックスココアのひとりごと

ミックスココアのひとりごと

気ままに思いついたことを折々に

世界の高校生の学力テスト、

日本は年々下がり続けていたらしいですけど

今年、世界第8位にまで回復したって、

テレビ番組で話してました。

詰め込み教育の弊害から

指導方針の変換が功を奏しつつあるって。


考える教育・・・・


考える!


人間の思考力は、無限だそうですよ。

考えても考えても、なお限度は無いようです。


大脳の脳細胞は600億とも700億とも・・・

700億の脳細胞を全部働かせるなんて事は

まず不可能と思いますが・・・・


本を読んでも、読みっぱなし

講演を聞いても、聞き流し。

これでは考えてるとはいえません。


松本清張さんの有名な小説

「点と線」のトリックは、

当時の国鉄東京駅の1・2番線ホームの端に立つと

時間によって博多行きの列車が、

見えるときと見えないときがあることに

気が付いてできたそうです。


松本清張さんの郷里、

博多行きの列車のホームが

15・16番線だったのです。


「これは推理小説のトリックに使えないか」

考え抜いて、1・2番ホームから

15・16番ホームの乗客を見るという

アリバイ作りを設定したのでした。

後の多くの時刻表ものの推理小説の

ルーツとなったといわれています。


読書だけでもダメ

人の話を聞くだけでもダメ

観察だけでもダメ


最後に”考えよ”ということです。


思考はしばしば熟してくると

新しい発見やクリエィティブな発想に繋がります。


新しいプランは、その場の思いつきのものと

よく考え抜いたものとでは、

その中身も重みも違ってきます。


考えたら考えただけ妙案が生まれます。

考えれば考えるほど斬新な発想に繋がります。


考えることをやめたら

何の進歩も生まれてこないかもしれません。